F速

  • 会員登録
  • ログイン

セナ伝説の第1歩:トールマンTG184

2015年4月28日

 1984年、ひとりの天才がF1にデビューする。アイルトン・セナである。1983年のイギリスF3選手権でチャンピオンを獲得したセナは、中堅トールマンをF1初年度の所属チームに選ぶ。トールマンはF2選手権で活躍し、1981年からF1にステップアップしたチーム。セナがデビューする前年には終盤4戦連続で入賞を果たすなど、中堅チームながらそのポテンシャルを発揮していた。

 セナのデビュー戦のマシンはトールマンTG183Bという、前年マシンの改良版。それでも、セナは2戦目で入賞を果たすなど、その才能を早々に発揮しはじめた。

 そして第5戦フランスGPから投入されたのが、TG184である。TG183Bではフロントに搭載されていたラジエターをマシン側面に配置。タイヤもピレリからミシュランへ換装している。また、サスペンションはフロントがプルロッド、リヤがプッシュロッドとなっている。

 このマシンの設計を担当したのがロリー・バーン。後にベネトンB194、B195を生み出し、若きミハエル・シューマッハーと共にF1界を席巻することになる人物である。当時のF1はまだ空力優先の時代だったというわけではないが、バーン作の空力を重視したマシンは、非力なハート直4ターボエンジンにも関わらず、素性の良さを披露した。その最たる例が、伝説のモナコGPである。

 第6戦モナコGPは、大雨の中レースが行われた。セナにとってはモナコ初挑戦。彼は13番グリッドからレースをスタートさせる。



レース

7/25(金) フリー走行 19:30〜20:30
スプリント予選 23:30〜24:14
7/26(土) スプリント 19:00〜20:00
予選 23:00〜
7/27(日) 決勝 22:00〜


ドライバーズランキング

※イギリスGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ234
2位ランド・ノリス226
3位マックス・フェルスタッペン165
4位ジョージ・ラッセル147
5位シャルル・ルクレール119
6位ルイス・ハミルトン103
7位アンドレア・キミ・アントネッリ63
8位アレクサンダー・アルボン46
9位ニコ・ヒュルケンベルグ37
10位エステバン・オコン23

チームランキング

※イギリスGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム460
2位スクーデリア・フェラーリHP222
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム210
4位オラクル・レッドブル・レーシング172
5位ウイリアムズ・レーシング59
6位ステークF1チーム・キック・ザウバー41
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム36
8位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム36
9位マネーグラム・ハースF1チーム29
10位BWTアルピーヌF1チーム19

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第13戦ベルギーGP 7/27
第14戦ハンガリーGP 8/3
第15戦オランダGP 8/31
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号