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レッドブル総帥、F1撤退の可能性を認める

2015年4月12日

 レッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツが、今後も競争力の高いエンジンを確保できなければレッドブルのF1撤退もあり得ると、自ら口にした。

 昨年、信頼性の低さとパワー不足を露呈したルノー製のパワーユニットは、今シーズンもライバルに対して厳しい状況に置かれており、2010年から共に4連覇を達成したレッドブルとの関係も急速に悪化している。

 レッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコは、開幕戦のメルボルンでオーナーのマテシッツがF1への興味を失う恐れがあると口にしていたが、中国GPを前にオーストリア通信のインタビューに応じたマテシッツは、F1に参戦し続ける保証がないことを初めて認めた。

「我々がF1に留まるのは、競争力の高いチームに限る。そのためには、競争力の高いエンジンが必要だ」とマテシッツ。
「そうでなければ我々がいくら最高のマシン、最高のドライバーとレースをしても、勝利を争うチャンスはない」

 またマテシッツは、将来が確かでないのはレッドブルだけではないと述べ、F1撤退やチーム買収の可能性が取り沙汰されているルノーにも言及した。

「もちろん、ルノーも撤退も含めた選択肢を検討することができる」
「メーカーとして、競争力の高いエンジンを供給することが彼らの仕事だ。それができれば素晴らしいが、そうでなければ、いかなる理由であろうとも撤退すべきだ。我々にとっても結果は明らかだしね」

 マテシッツは、昨年レッドブルが独自にエンジンを製造するという噂を否定しているが、今もその姿勢は変わっていないと言う。

「我々は投資を正当化できる自動車メーカーではない」とマテシッツ。
「我々はフェラーリとのギャップ、とりわけメルセデスとのギャップを縮める上でルノーに依存しているのだ」


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