F速

  • 会員登録
  • ログイン

「F1は伝統的なGPを尊重すべき」とスチュワート

2015年4月3日

 3度のF1ワールドチャンピオン、ジャッキー・スチュワートは、F1がヨーロッパの伝統的なグランプリを巨額のホストマネーと引き換えに失うべきではないと訴えている。

 今シーズンは、1961年以降、毎年開催されてきた伝統のドイツGPが財政問題を理由に中止に追い込まれ、さらにここ最近はフェラーリのお膝元であるモンツァでのイタリアGPにも将来の懸念が浮上している。

 96年以降、F1には12の新規イベントが加わっているが、オーストリアGP(レッドブルリンク)のようなサーキットの改修を経て復活したものを除けば、新たなヨーロッパイベントはバレンシアのヨーロッパGP(現在は消滅)だけで、その他の多くは政府の支援を受け巨額の開催権料を賄うことのできるアジアと中東の国々に流れている。

 ドイツGPが外れた2015年は、全19戦中わずか8戦がヨーロッパのレースだが、スチュワートは、F1が歴史あるグランプリの遺産をもっと大事にするべきだと主張している。

 スチュワートは、ドイツやイタリア、イギリス、フランス、そしてモナコといったイベントがF1にとって不可欠であり、こうしたイベントが「今日のモータースポーツの発展に貢献してきた」とAP通信に語っている。
「私が純粋主義者のように聞こえるかもしれないが、歴史は尊重しなければならない」とスチュワート。
「これらは常にカレンダーに存在してしかるべきだ。アメリカGPやブラジルGP、バーレーンがあり、さらに新しい国へ向かうのも素晴らしいことだ」
「だが、歴史は尊重していかなければならない」

 今年、開催中止が決まったドイツは、昨年のドライバーズとコンストラクターズの両選手権を制したメルセデスのほか、ニコ・ロズベルグやセバスチャン・ベッテル、ニコ・ヒュルケンベルグら複数の母国ドライバーが存在している。


レース

9/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
9/7(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第16戦イタリアGP 9/7
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号