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F速分析(2):大接戦。中団同門対決が熱い!

2015年3月30日

 フェラーリとメルセデスAMGによって優勝が争われたマレーシアGP決勝。5位以下にも目を転じてみると、ウイリアムズ、トロロッソ、レッドブルと、チームメイト同士が綺麗に並ぶという、不思議な事象が起きました。その結果、チームメイト同士によりバトルが繰り広げられることになったのです。この後方グループについても、結果を検証してみましょう。

 開幕戦でフェラーリと激しく戦い、4位(フェリペ・マッサ)となったウイリアムズは、今回は5位(バルテリ・ボッタス)と6位(フェリペ・マッサ)に来ました。ただ、これは少々意外な結果だったと言えます。

 ウイリアムズは金曜日のフリー走行から、非常に大きなデグラデーションの兆候を見せていました。しかしレースでは、ペースのダウン率が小さく、特にふたりがミディアムタイヤで走った25〜40周目付近のペースは、メルセデスAMGには及ばないものの、ほとんどデグラデーションの傾向が見られない、安定したものでした。最終スティントで履いたハードタイヤには大きなデグラデーションが見て取れますが、全体的に見てもフェラーリとメルセデスAMGに次ぐ、3番手チームという位置づけを確実なモノにしている印象です。

 ふたりのペースは、レースを通じてほぼ互角。綺麗に同じようなペース推移を記録しています。最終的にはボッタスがマッサを豪快にオーバーテイクして順位が変わりましたが、この最大の要因はマッサの方がボッタスよりも2周早く、ハードタイヤに交換したことです。このためにマッサのタイヤの方が早く寿命を迎えてしまい、よりタイヤの新しいボッタスにオーバーテイクの機会を与えてしまいました。



レース

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