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メカアップデート:メルセデス、こだわりの整流
2015年3月20日
パワーユニットばかりが注目されているメルセデスだが、同じメルセデス・パワーユニット勢でも“本家”だけが速いのはなぜか? ウイリアムズのフェリペ・マッサは「ワークスとカスタマーの差」を理由に挙げているようだが、オーストラリアGP決勝中の最高速では、マッサが時速306.9kmだったのに対して、メルセデスのルイス・ハミルトンは時速301.9km。ストレートスピードで時速5kmもワークスのほうが遅かったという事実を考えると、パワーユニットそのものだけの性能差であることは考えにくい。
あまり注目されてこなかったが、空力の差は間違いなくある。ウインターテストでパワーユニットの不具合をほとんど発生させることがなく、たっぷりと周回を重ねたメルセデスは、ヘレス・テストからバルセロナ・テストへ向けてエアロダイナミクスを進化させていた。ミラーのステー後方に取り付けられた小さなフィンだ(写真:黄色い矢印の部分)。
さらに開幕戦オーストラリアGPにはサイドポンツーンの前方外側に立てられたバーティカルフィンの翼弦長を変更してきた(写真:赤い矢印の部分)。サイドポンツーン入口周辺の空力の処理が細いことは、メルセデスF1 W06 Hybridの特徴である。
(尾張正博)
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※日本GP終了時点
1位 | ランド・ノリス | 62 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 61 |
3位 | オスカー・ピアストリ | 49 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 45 |
5位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
6位 | シャルル・ルクレール | 20 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 15 |
9位 | エステバン・オコン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

※日本GP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 111 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 75 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 61 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 35 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 15 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |

