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マクラーレンがクラッシュ、初日はロズベルグ最速

2015年3月13日

 2015年F1第1戦オーストラリアGPの金曜フリー走行2回目は、メルセデスのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。

 初日2回目となるフリー走行は現地時間16時30分(日本時間14時30分)からスタート。天候はFP1に引き続き快晴で、セッション開始時の路面は39度を記録した。

 絶好のコンディションのなか、各車序盤から走行を重ねることとなったFP2は、セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが駆るフェラーリ2台が引っ張る展開でスタート。まず最初にタイムシートのトップにつけたベッテルがいち早く1分29秒台に入れると、ルイス・ハミルトンに続く3番手のライコネンが開始30分過ぎに早くもソフトタイヤを投入、ベッテルもチームメイトに続き跳ね馬が1-2態勢を築いた。

 一方、初回のFP1でパワーユニットのトラブルに見舞われたマクラーレン・ホンダは、先の合同テストでクラッシュし、今回の開幕戦を欠場しているフェルナンド・アロンソの代役、ケビン・マグヌッセンが開始15分過ぎに6コーナーのブレーキングで止まり切れず、グラベル先のバリヤにクラッシュ。ある程度減速はしていたものの、左サイドから接触したマグヌッセンのMP4-30は、左フロントタイヤに大きなダメージを受け、赤旗ともに走行不能に。チームは早くもジェンソン・バトンの1台態勢となってしまった。

 赤旗が解除となり、セッションが中盤に差し掛かると、その他のマシンもソフトタイヤにスイッチしていく。すると、ここから本命のメルセデスが速さを発揮し、トップに浮上したニコ・ロズベルグと2番手で続いたルイス・ハミルトンのシルバーアロー2台はともに1分27秒台を記録し、3番手につけるベッテルのフェラーリにコンマ7秒、4番手ライコネンには約1.1秒もの大差をつけた。
 4番手以下のオーダーはウイリアムズのバルテリ・ボッタス、レッドブルのダニール・クビアト、トロロッソのカルロス・サインツJr.、ロータスのパストール・マルドナドとロマン・グロージャンとなり、ソフトタイヤでアタックしたマクラーレン・ホンダのバトンは1分31秒387で13番手となった。

 その後、セッション後半は各車ともロングランに移行するが、ここでもメルセデスが速さを発揮。特にソフトタイヤを履く首位のロズベルグは1分32秒台前半のペースで走行するなど、チームメイトのハミルトンを常時上回るペースで周回。ただ、ベッテルにミディアム、ライコネンにソフトと2台でタイヤを分けたフェラーリ勢もメルセデスには及ばないものの、同じ1分32秒台で周回。フェラーリの後ろにつけるウイリアムズとレッドブルは1分33秒台と、ここではフェラーリ勢が2番手グループをリードしている。

 結局、FP2はロズベルグとハミルトンのメルセデスが1-2態勢のままチェッカーとなり、3番手以下にベッテル、ライコネン、ボッタス、ダニール・クビアトと続いた。マクラーレン・ホンダは、21周を走ったジェンソン・バトンが13番手につけたが彼のMP4-30は終盤にパワーを失いピットイン、クラッシュを喫したケビン・マグヌッセンは16番手に終わった。

 序盤に水漏れが発覚したウイリアムズのフェリペ・マッサは、パワーユニットを取り外すこととなりセッションを走れず。レッドブルのダニエル・リカルドもエンジン交換でノータイム。朝から失ったソフトウェアデータの再インストールに取り組んでいたマノー・マルシャも走行にこぎ着けることはできなかった。
 なお、ギド・バン・デル・ガルデとの法廷闘争に揺れるザウバーは資財差し押さえの報道もあるなか、なんとかマーカス・エリクソンとフェリペ・ナスルのふたりをコースに送り出すことに成功。だが、エリクソンはセッション中盤に左リヤサスペンションのトラブルに見舞われ、合計14周で走行を終えている。




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