F速

  • 会員登録
  • ログイン

密着マクラーレン・ホンダ:進まぬテストと手応え

2015年2月27日

 バルセロナF1合同テスト2回目の初日。午前11時28分、それまでしばらくコクピットで忍耐強く待っていたジェンソン・バトンは、力なくマシンを降りた。MP4-30からはリヤカウルがすべて取り払われ、やがてガレージのシャッターが閉じられた。シーズン開幕に向けてきわめて重要な最終テストの初日は、わずか7周で終わってしまった。

 1週間前のテストではMGU-Kのシーリングに問題が発生して大幅に走行時間を失い、このテストにはさらなる対策品が投入された。対策部品はマクラーレン製との報道もあったが、それは事実ではなく従来と同じ外部サプライヤーの製品だ。

 午前9時28分にインストレーションチェックのためのコースインを果たしたMP4-30には、新型のフロントウイング搭載されていた。気流センサーを装備してデータ収集を行い、1周、3周、2周と走行を重ねたところでバトンが車体にバイブレーションを感じ、ピットに戻ったところ、油圧制御系のフルード漏れが発覚した。

 現在のF1マシンは様々な箇所が油圧によって制御されているが、トラブルが起きたのはパワーユニットまわりのハイドロ系だったという。すでに26日(木)夜の時点でリーク箇所は特定済みで、原因の最終確認に当たっており、パワーユニットはマシンから取り外されて2日目の走行に向けて内部の部品交換作業が進められている。しかし、ホンダの新井康久F1総責任者が取材に対応することもできずに対策に追われたことからも事態の深刻さが窺えた。またしても。パワーユニット関連のトラブルでテストが満足に進められなかったのだ。



レース

4/11(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
4/12(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
4/13(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第4戦バーレーンGP 4/13
第5戦サウジアラビアGP 4/20
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年4月号 Vol.2 開幕直前号