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ロータスが連日の最速も不気味なメルセデスの速さ

2015年2月23日

 22日、バルセロナで行われたF1合同テスト4日目は、ロマン・グロージャンのロータスE23が2日連続となるトップタイムをマークし、4日間のテストを締めくくった。

 朝から青空が広がり、絶好のドライコンディションとなった最終日のカタルニア。しかし、ランチブレイクを前にクラッシュを喫したフェルナンド・アロンソがドクターヘリで病院へ搬送されるなど、サーキットには一瞬、緊張が走った。
 なお、病院でCTスキャンを受けたアロンソの検査結果には問題がなかったが、一晩は経過観察のために病院で過ごすことになっている。

 そうした一方で、最終日をトップで終えたのはロータスを駆るグロージャンだ。前日もパストール・マルドナドが最速タイムを記録したロータスE23・メルセデスは、4日日にしてようやくステアリングを握ったグロージャンが、午後のセッションでスーパーソフトを履いて1分24秒067という、4日間のベストタイムを記録。周回数も111周と、2日続けて100周を上回る信頼性も披露した。

 ただ、2番手につけたニコ・ロズベルグとグロージャンのギャップはコンマ3秒弱で、この日も最多の131周をカバーしたメルセデスは、ピレリがスーパーソフトに比べて1周2秒程度遅いと見積もるミディアムタイヤでベストタイムをマーク。ソフトタイヤで3番手につけたレッドブルのダニール・クビアトも、そのロズベルグからコンマ6秒遅れる結果となっている。

 ザウバーのフェリペ・ナスルが4番手。続く5番手のウイリアムズは、朝の強い風でシャシーのデータ取りに影響を受けたほか、午後のレースシミュレーションでは3度の赤旗に遮られ、最後もターン8でストップしたザウバーの影響で予定のシミュレーションを完遂することはできなかった。しかし、周回数ではメルセデスとほぼ同じ129周を走破するなど、前日に続いて多くのデータを手にしている。

 6番手はトロロッソのカルロス・サインツJr.。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、77周とやや期待外れの周回数に終わり、若干のロングランを行ったものの、いまだレースシミュレーションは走れていない。
 合同テスト初登場となったニコ・ヒュルケンベルグは、パワーユニットのトラブルで午後は走れず、36周に終わった。

 開幕前最後となる今年3回目の合同テストは、2月26日から4日間、今回と同じカタルニア・サーキットで行われる。


レース

4/18(金) フリー走行1回目 22:30〜23:30
フリー走行2回目 26:00〜27:00
4/19(土) フリー走行3回目 22:30〜23:30
予選 26:00〜
4/20(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※バーレーンGP終了時点
1位ランド・ノリス77
2位オスカー・ピアストリ74
3位マックス・フェルスタッペン69
4位ジョージ・ラッセル63
5位シャルル・ルクレール32
6位アンドレア・キミ・アントネッリ30
7位ルイス・ハミルトン25
8位アレクサンダー・アルボン18
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール10

チームランキング

※バーレーンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム151
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム93
3位オラクル・レッドブル・レーシング71
4位スクーデリア・フェラーリHP57
5位マネーグラム・ハースF1チーム20
6位ウイリアムズ・レーシング19
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム10
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム7
9位BWTアルピーヌF1チーム6
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

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