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亜久里、ホンダに「また世界をやっつけて欲しい」

2015年1月9日

 元F1ドライバーの鈴木亜久里と佐藤琢磨が、8日に東京・渋谷の西武渋谷店で行われた「F1 ART SCENE 写真展」のトークイベントに出席し、今シーズンからF1に復帰するホンダに強い復活を望んだ。

 2015年、再びF1に復帰することを決めたホンダ。かつてF1で共に戦った経験のあるふたりが、ホンダの新しいチャレンジを揃って「うれしい」と歓迎すると、会場を埋めたファンからも自然と拍手がわき起こった。

 2008年末にホンダが撤退して以来、トヨタやブリヂストンといった他の日本メーカーも相次いでF1を去り、その後のF1人気を支えた小林可夢偉も、今シーズンは再びF1シートを失う状況に陥った。2012年の鈴鹿で、亜久里、琢磨に続く日本人3人目の表彰台を手にしたヒーローの不在は、日本のF1人気に影を落としかねない。

 そんな状況のなか、1980年代後半から90年代前半までF1で黄金時代を築いたホンダが、当時のパートナーであるマクラーレンと組んで三度F1に復帰する。かつての“最強マクラーレン・ホンダ”を知るファンと同じように、亜久里と琢磨も彼らの復帰を当然のように喜んでいる。
「毎年、鈴鹿のF1に行くけど、ホンダのいないF1はやっぱり寂しい」と琢磨。
「Powered by HONDAのロゴを見て、鈴鹿から(レースキャリアが)始まった。一緒に仕事もさせてもらって、今もホンダの一員としてアメリカ(のインディカー)で戦っているけど、やっぱりF1=ホンダっていうのはありますね」

 その後も、スーパーアグリ時代の苦労話を交えながらホンダ復帰への期待感を語ったふたり。ただ、その言葉の中には、かつての“強いホンダ”復活への想いもにじんでいた。
「(F1に)まったく日本の色がなくなっちゃって…、そこでまたホンダが新しいチャレンジで世界をやっつけてくれたらいいかな」と亜久里。
「ホンダのクルマがまた走り出すワクワク感、またみんなで鈴鹿に応援に行きたいねって思うよね」

 同じような想いを持つファンも少なくない。イベントでは、きらびやかなF1の世界に見入る女性や若いファンに混じって、マクラーレン・ホンダ世代の男性ファンも多くみられた。
 あるオールドファンは真っ先にパワーユニットへの懸念を口にすると、「やっぱりホンダだから期待はあります。日本のメーカーが撤退して久しいし、単純にマクラーレン・ホンダという名前が復活することもうれしい。強いホンダを!」と力強く語ってくれた。

 今後は日本のF1人気も背負うホンダの新たな挑戦。それでも、現役最高のドライバーと称されるフェルナンド・アロンソを獲得し、2009年王者ジェンソン・バトンとの最強コンビを揃えた彼らが、強いマクラーレン・ホンダの復活を誰よりも望んでいることは間違いない。


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