F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

可夢偉の決勝:可夢偉が感謝するふたりの人物

2014年7月7日

Sutton

 可夢偉には、これまでも何度か苦しい時期はあった。ティモ・グロックの代役として出場したトヨタでの2戦目で見事に入賞したにも関わらず、その2日後にチームがF1から撤退すると言われた2009年。自身、初表彰台を獲得したにもかかわらず、翌年のシートを失った2012年……。

 今回は所属するケータハムがF1から撤退したわけでもなく、シートを失ったわけでもないが、シーズン中にチームオーナーが変更され、先行きが不透明な状態でレースをしたという点では、これまでの2回と同じように厳しい状況にある。

 それでも、可夢偉は木曜日にナイジェル・マンセルとの記者会見に臨み、金曜日はフリー走行1回目をチームの方針で若手ドライバーに譲り、土曜日の予選ではチームの人為的ミスによってQ2進出を逃しても心を切らさず、レースに挑んだ。そしてそのレースでは、目の前でコントロール不能になったキミ・ライコネン(フェラーリ)をとっさの判断で回避した際にマシンにダメージを負い、ダウンフォースが欠落する中で完走。本来であれば、このような状況を生んだ前オーナーと前チーム代表に、恨み節のひとつやふたつ言いたいところである。

 しかし、可夢偉は彼らへの不満は口にしなかった。なぜなら、可夢偉はこのような事態になったことを残念に思っているものの、一方で今年シートを与えてくれたシリル・アビデブール前代表とトニー・フェルナンデス前オーナーに感謝しているからである。

 レース後、次戦ドイツGPのことを尋ねると、「何も言われない限り、(ホッケンハイムへは)行きます」という答えにとどめた可夢偉。新しくオーナーとなったクリスチャン・アルバースと、彼とともにチームに加入したコリン・コレスは、可夢偉に感謝される存在となるのか? それとも恨まれ役となるのか? それは可夢偉にも、もしかするとアルバースやコレスにもわからない状況のまま、イギリスGPは終了したのかもしれない。





レース

9/20(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
9/21(土) フリー走行3回目 18:30〜19:30
予選 22:00〜
9/22(日) 決勝 21:00〜


ドライバーズランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン313
2位ランド・ノリス254
3位シャルル・ルクレール235
4位オスカー・ピアストリ222
5位カルロス・サインツ184
6位ルイス・ハミルトン166
7位ジョージ・ラッセル143
8位セルジオ・ペレス143
9位フェルナンド・アロンソ58
10位ランス・ストロール24

チームランキング

※アゼルバイジャンGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム476
2位オラクル・レッドブル・レーシング456
3位スクーデリア・フェラーリ425
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム309
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム82
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム34
7位マネーグラム・ハースF1チーム29
8位ウイリアムズ・レーシング16
9位BWTアルピーヌF1チーム13
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第18戦シンガポールGP 9/22
第19戦アメリカGP 10/20
第20戦メキシコシティGP 10/27
第21戦サンパウロGP 11/3
第22戦ラスベガスGP 11/23
  • 最新刊
  • F1速報

    Rd15 オランダ&Rd16 イタリアGP号