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“47G”の衝撃受けたライコネン、重傷は免れる

2014年7月7日

LAT

 F1イギリスGPの決勝でオープニングラップに大クラッシュを喫したフェラーリのキミ・ライコネンは、メディカルチェックの結果、重傷を免れたことが明らかとなった。

 ライコネンは、18番グリッドからのスタート直後に5コーナーでザウバーのエステバン・グティエレスと並ぶような形となり、コーナーをオーバーラン。その後、ウェリントン・ストレートに向けてコースに合流しようとしたところ、縁石でバランスを崩し、ハイスピードのままアウト側のガードレールにクラッシュした。

 彼のフェラーリは反動でなおも激しくスピンをしながらコースを横断、そこで後方からきたウイリアムズのフェリペ・マッサとも接触し、イン側のグラベルでようやくマシンは止まった。

 その後、ライコネンは自力でマシンを降りているが、歩く際に足を引きずるような仕草をみせ、マーシャルに抱えられるようにメディカルカーに乗り込むと、サーキットにある医療センターへと搬送された。

 これについて、フェラーリのスポークスマンは、ライコネンが膝と足首の痛みを訴えていたと明かしている。
 しかし、メディカルチェックの結果、ライコネンのケガは膝と足首にアザができたものの重傷ではないということで、マシンが47Gも衝撃を受けていたにもかかわらず、幸い大事には至らなかったようだ。

 フェラーリは、2週間後のドイツGPにライコネンが出場できると考えている。




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