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注目のウォルフは4周でストップ、マッサもクラッシュ

2014年7月4日

Sutton
 2014年F1第9戦イギリスGPは4日、伝統のシルバーストン・サーキットで幕を開け、午前10時から行われたフリー走行1回目はメルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。

 F1発祥の地、シルバーストンで今年も幕を開けたイギリスGP。初日は上空に青空が広がり、ドライコンディションで金曜フリー走行のスタートを迎えた。セッション開始時の気温は17度、路面温度は27度を記録した。

 今回のFP1では多くのチームがリザーブドライバーを起用することになったが、中でも注目を集めたのは、1992年のジョアンナ・アマティ以来となる女性ドライバーのスージー・ウォルフがウイリアムズをドライブ。公式セッションでひさびさに女性ドライバーが走るということで多くのメディアが密着した。
 一方、先日のチーム売却で元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースが新代表に就任したケータハムは、小林可夢偉に代わってオランダ人ドライバーのロビン・フラインスがバーレーンGPに続いて金曜FP1を担当。フォース・インディアもニコ・ヒュルケンベルグに代えてダニエル・ジュンカデラを起用、ザウバーはテスト兼リザーブドライバーのギド・バン・デル・ガルデがエイドリアン・スーティルのマシンに乗り込んだ。

 しかしセッションは、開始20分のタイミングで早くも注目のスージー・ウォルフがオイルプレッシャーのトラブルでストップ。わずか4周でマシンを降りると、もう1台のウイリアムズを駆るフェリペ・マッサも最終コーナーの立ち上がりでスピンを喫し、ピットレーン入口手前のバリヤに激しくクラッシュした。マッサは無事だったがマシンはフロント、リヤともに大きなダメージを負ってしまい、ウイリアムズのピットは午後のセッションに向けて修復作業に。


Sutton

 クラッシュしたマッサのウイリアムズがピットレーンの入口を半分塞ぐ形になったため、セッションは15分間の赤旗中断を経て再スタートとなるが、その後のセッションでも、ケータハムのマーカス・エリクソンが高速コーナーのベケッツでスピン。エリクソンもマシンを降りることになった。

 そんななか、FP1のトップにつけたのはメルセデスのロズベルグだった。ただひとり1分35秒台をマークした選手権リーダーは、2番手につけたチームメイトのルイス・ハミルトンにコンマ7秒のギャップをつけた。3番手はフェラーリのフェルナンド・アロンソ、4番手にレッドブルのダニエル・リカルドが続き、以下キミ・ライコネン、セバスチャン・ベッテルとなっている。

 今年1月に他界した父親ジョンの追悼ヘルメットを被った“ピンク”のジェンソン・バトンは7番手とまずまずのスタート。8、9番手に今シーズン好調のトロロッソ2台が続いた。

 可夢偉に代わってCT05をドライブしたフラインスは、途中で電気系のトラブルからパワーユニットがミスファイアを起こし、フロアを外す作業を強いられたが、セッション終盤にはコース復帰を果たし、なんとか11周を走行した。
 なお、ロータスのパストール・マルドナドは、セッション開始直後にピットレーン出口でストップ。そのままタイムを記録することはできなかった。




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