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F速ブログ:「今日の一枚」カッコ良すぎるラウダ、ベルガーに想う偉大な小国

2014年6月26日

熱田護カメラマンが切り取る、魅惑のF1ワールド

オーストリアGPの第2回目は、オールドファン必見! オーストリアにゆかりのある、なつかしいマシンが多数登場です。フェラーリ至上、もっとも美しいと言われるあのマシンも! 熱田カメラマンの熱い想いと写真をお楽しみ下さい

◇◇◇◇◇◇


名メカニック、エルマノ・コーギーさんとしばし語らう、ラウダさん


今回、パレードで乗ったのはフェラーリ312T2でした。
ラウダさん、普段でもパドックにいて良く見かけます。僕は現役の頃は知りません。
でも、やっぱりF1に座っている雰囲気はただ者ではないし、圧倒的なオーラを感じるし、撮影していて絵になります。


ゲルハルト・ベルガーさん
日曜には、ヨッヘン・リントさんのマシンに乗りました


ベルガーさん、トロロッソのチーム代表をやめてからはあまりお見かけしませんが、それでも時々お見かけします。僕がF1に行き始めた頃は、マクラーレンホンダで、その後、フェラーリ、ベネトンと撮影しました。
今回、ファンからのお願いでサインを求められて、サインペンを持って書こうとしたんですけれど、ゴメン出来ないんだとペンを返しました……
スキーで腕を骨折してからどうも、握力がなくなっているようです。
レーシンググローブをはめるのにも、手伝ってもらわないといけない感じなので、今後もしかすると、サインのリクエストは遠慮したほうがいいかもしれません。
ロータスに乗ってる姿もカッコイイですけど、やっぱりフェラーリが似合いますね
土曜には、フェラーリ88Cに乗りました。



なぜ、このレジェンドパレードの事をこのブログで書こうと思ったかですが、ロズベルグ選手が勝ったレースが終わってみても、今回の11年ぶりのオーストリアGP開催のサポートイベントであるレジェンドパレードの事がどうも頭から離れないんです。。。

夕陽で綺麗かな……という中途半端な気持ちで、1コーナーの先にあるパッドックに行ってみると、牧歌的な雰囲気のこのサーキットのなかでも、最もゆったりとしたいい雰囲気がそこにはありました。
しばらくすると、数台の過去のF1マシンが並べられたそのパドック脇には多くのお客さんが詰めかけて、そこに、今回のヒーローの二人が姿を現します。
ラウダさん、ベルガーさん、当時のワッペンを再現したスーツに身を包んでいます。
自然と拍手が起こります。
お腹周りが3周りほど大きくなっていますけれど、二人が持つレーシングドライバーとしての雰囲気はとても特別なものに感じました。
自国のグランプリが再び再開されて、自国のファンのためにこのイベントに参加するんだというその気持ちが、そこにいるファン全員に伝わっていたのだと思います。


上の写真は、土曜の走行後に自然と集まって話し込んでいるところです。
過去のF1写真をみるとこのような雰囲気の写真がたくさんあります。
今は、ドライバーズパレードの前の集合場所でかろうじて、複数人数集まって話をする事はあっても、パドックでレーシングスーツのまま集まって談笑する場面を見かけた事がありません。分刻みのスケジュールでドライバーは管理されていて、自由になる時間はほとんどありません。だから、このような雰囲気を見れてとても嬉しかったし、ファインダーを覗きながらこちらも微笑んでいたような。。。

ベンドリンガーさんも元気そうでしたし、今回はいいものを見せていただきました。
オーストリア、小さな国ですけれど、チャンピオンが二人もいて、大活躍したドライバーも多数います。
早く、日本もそうなるといいんですけれどね!

◇◇◇◇◇◇

熱田 護(あつた・まもる)1963年生まれ。三重県鈴鹿市出身。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。2輪世界GPを転戦し、1991年よりフリーランス としてF1をはじめとするモータースポーツや市販車の撮影を行う。一件、強面のような体型&ビジュアルだが、実は心優しい性格……だとか。現在では日本人 で唯一、F1全戦をカバー。




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