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決勝は2ストップが主流。理論的な最速は1ストップ

2014年6月22日

Pirelli

2014 オーストリアグランプリ 予選

ウィリアムズ、ピレリP Zeroレッド・スーパーソフトを使用して2003年以来となるフロントロー独占
予選時は気温が上昇、決勝も同様のコンディションが予想される
2ストップが予測されており、オーバーテイクが困難なサーキットで戦略が鍵に

2014年6月21日、シュピールベルク
フェリペ・マッサがP Zeroレッド・スーパーソフトを使用してポールポジションを獲得し、ウィリアムズがフロントローを独占しました。マッサにとっては、2008年のブラジルグランプリ以来、キャリア通算16回目のポールポジション獲得で、ウィリアムズにとっては、2003年のドイツグランプリ以来のフロントロー独占となりました。また、今シーズン初のメルセデス以外のチームによるポール獲得となりました。

予選での予想されたパターンが展開され、上位勢はP Zeroイエロー・ソフトでQ1を通過し、Q2以降でP Zeroレッド・スーパーソフトを使用しました。シュピールベルクはシーズン中でラップが最短の部類に入るサーキットのため、ドライバーたちがクリーンなランを試みる際にトラフィックが課題となりました。

Q2では、大半のドライバーが2セットの新品スーパーソフトを使用した中、メルセデスのルイス・ハミルトンは1セットのみのスーパーソフトを使用しました。しかし、Q3では、ウィリアムズのバルテッリ・ボッタスが最初のランでベンチマークを記録し、その後、チームメイトのマッサが新品スーパーソフトを使用した2回目のランでボッタスのタイムを破りました。予選は気温が20°Cを超える温暖なコンディションの下で行われ、明日の決勝時も同様のコンディションが予想されています。

午前中に行われた最終フリー走行(FP3)では、ボッタスがスーパーソフトを使用した最終ランでハミルトンを上回る最速タイムを記録しました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクタ
ポール・ヘンベリーのコメント:
「明日の決勝では、ウィリアムズが2003年以来フロントローに並ぶこととなり、今シーズンがエキサイティングなシーズンであることを物語っています。各チームが多様なタイヤ使いを展開し、シーズン中でも屈指と言える素晴らしい予選が見られました。その結果、トップ10に8チームが入り混じり、明日の決勝では非常に興味深いバトルが見られると思います。2ストップが主流の戦略になると予測していますが、カナダ同様、セーフティーカーなどの要素によっては1ストップにトライするチームが現れるかもしれません。明日も今日と同様の温暖なコンディションになりそうですので、最適な戦略を構築するためのデータはすでに各チームの手中にあります」


ピレリの戦略予測:
71周で争われるオーストリアグランプリでは、2ストップが主流になると予想されます。しかし、下記の1ストップ戦略が理論的には最速となります。
スーパーソフトでスタート、18周でソフトへ交換。しかし、オーバーテイクが難しいため、2ストップ戦略がトラックポジションを上げるチャンスをもたらす可能性があります。

2ストップ戦略:
スーパーソフトでスタート、13周でソフトへ交換、42周でソフトへ交換。後方のグリッドからスタートするドライバーには、ソフト–ソフト–スーパーソフトと繋ぐ戦略(ソフトでスタート、29周でソフトへ、58周でスーパーソフトへ交換)も機能します。

FP3 のラップタイム上位:
ボッタス 1分09秒848 スーパーソフト新品
ハミルトン 1分09秒898 スーパーソフト新品
マッサ 1分09秒901 スーパーソフト新品

トップ10ドライバーの使用タイヤ:
マッサ 1分08秒759 スーパーソフト新品
ボッタス 1分08秒846 スーパーソフト新品
ロズベルグ 1分08秒944 スーパーソフト新品
アロンソ 1分09秒285 スーパーソフト新品
リカルド 1分09秒466 スーパーソフト新品
マグヌッセン 1分09秒515 スーパーソフト新品
クビアト 1分09秒619 スーパーソフト新品
ライコネン 1分10秒795 スーパーソフト新品
ハミルトン タイムなし スーパーソフト新品
ヒュルケンベルグ タイムなし

(ピレリ ジャパン株式会社 プレスリリース)




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