2014年F1オーストリアGPの土曜予選で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは10位、セルジオ・ペレスは11位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=10位
かなり面白いグリッドだから、刺激的なレースになる要素は全て揃っているね。
予選ではずっと快適に感じていたし、Q3に向けてスピードを高めていた。Q3のラップタイムが認められず取り消されたのは残念だったけれど、懸命に攻めているときは難しいものだし、確かに少し膨らんでしまった。
最終的には、そのラップを失っても結果は数ポジションしか変わらないから、レースに向けてはまだいい状態にあると言える。
フォーミュラワンが最後にここを走ってからだいぶ経つので、レースに関しては答えが出ていない疑問がたくさんある。異なる作戦がどう展開するのか、タイヤの挙動がどうなるのか分からないが、僕らはここ最近決勝でとても強いマシンを持っていることを証明している。明日の目標はポイント獲得だよ。
セルジオ・ペレス 予選=11位
Q2最後の走行で1周だけのアタックをしようとしたが、残念ながら完璧なラップをまとめ上げることができなかった。このサーキットはとても難しく、タイヤをベストな状態で走らせることに苦労した。でもそれは明日はそれほどの問題にはならないと思う。
レースではかなり難しい戦いを強いられることになるだろうし、予選順位の5番手下からスタートするのは簡単なことではないけれど、前を向いて、明日ポジションを回復するために何ができるかを考える必要がある。
最初のラップが重要だし、いい結果を出すためには戦略がものをいう。ここはオーバーテイクがかなり難しそうだからね。
レースで使えるタイヤがたくさんあるので、ポイント圏内に入り込むために、これをアドバンテージとして生かさなければならない。