2014年F1オーストリアGPの金曜プラクティスで、マクラーレンのジェンソン・バトンは5位/7位、ケビン・マグヌッセンは9位/9位だった。
■マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン フリー走行1=5位/2=7位
僕らにとっては比較的生産的な一日だった。カナダ同様にスーパーソフトでのグレイニングにはまだ苦しめられているが、プライムではショートランもロングランもどちらでもいい感じだった。
目標は前進すること。そして僕らのパッケージにあまり適していないトラックでは前にいるチームからあまり離されないようにすることだ。最終的にはコンストラクターズ争いで前にいるチームにチャレンジできればいいね。
恐らく今夜のドライバーズブリーフィングではいくつか話すべき問題があるだろう。ターン8でのピットエントリーはトリッキーだ。僕はピットインしようとしているドライバーの外側を走るよう心がけたが、マーブルに乗って真っ直ぐに行ってしまった。この問題は検討する必要があるかもしれない。
加えてターン8出口も注意が必要だ。四輪ともコースからはみ出して走る方が速いようだが、それは少し危険だ。アスファルトから芝生に変わる手前でコースに戻らなければならないからね。
それでも今日は楽しかった。ここのようなハイスピードトラックを走れるのはいつだって嬉しい。こういったコースは今ではあまり残っていないからね。のんびりした雰囲気で、昔ながらのサーキットで、さまざまな要素がうまくミックスされている。モナコのような華やかさも好きだし、モントリオールやシンガポールのような市街地レースも好きだが、こういった昔ながらのトラックがあるのも嬉しいね。
ケビン・マグヌッセン フリー走行1=9位/2=9位
いくつか素晴らしいコーナーがあり、勾配の変化も面白いし、本当にクールなコースだ。高速コーナーやビッグブレーキングゾーンがあり、間違いなく僕が好きな種類の場所だよ。
それに僕らのマシンは高速のエリアでそれほど悪い感じではない。明日の走行でチェックしていく必要がある箇所はまだいくつかあるが、ポジティブな一日だった。
今日のエアロテストの結果をもう少し見ていく必要があるし、そうすれば明日までに僕らがどの位置にいるのかより明確に見えてくるだろう。でも、マシンの感じはいいので僕はポジティブだよ。
ターン8はちょっとトリッキーだね。(ピットに入るために)コーナー手前から右側のラインを走らなければならない。そのためにエイペックスでのスピードが落ちるので、今夜のドライバーズブリーフィングでこの点について話し合う必要があるかもしれない。