2014年F1第6戦モナコGPの公式予選Q1は、トロロッソのジャン-エリック・ベルニュがトップタイムをマークした。各車のタイムと順位は以下のとおり。
ノックアウト方式で行われる予選ファーストラウンドのQ1は現地時間14時からスタート。天候は快晴で路面はドライ。セッション開始時の気温は18度、路面温度は42度を記録した。全車が出走するQ1は18分。セカンドラウンドのQ2に進めるのは上位16台までとなる。
セッションが始まると、メルセデス勢を先頭に上位勢はソフトタイヤでコースインするが、FP3で下位に沈んだロータスとザウバーは最初からスーパーソフトを履いてアタックに向かう。そのなか、最初にリードを奪ったのは好調メルセデスのニコ・ロズベルグで1分17秒678までタイムを上げてくる。
2番手にチームメイトのルイス・ハミルトンが続き、3番手にレッドブルのダニエル・リカルド。スーパーソフトを履くロマン・グロージャンを挟んでセバスチャン・ベッテルが5番手までポジションを上げるが、各車はなかなかクリアラップをとることができず、フェラーリのキミ・ライコネンはセッション終盤まで15番手前後のポジションから抜け出さなかった。
残り時間が5分を切ると、フェラーリのフェルナンド・アロンソもスーパーソフトにスイッチ。これでソフトタイヤを履くのはメルセデスとレッドブルの4台だけとなった。
ここでトロロッソのジャン-エリック・ベルニュがチェッカー間際にロズベルグのタイムを更新、トップでQ2進出を果たす。一方、ウイリアムズのフェリペ・マッサはミラボーでマーカス・エリクソンに追突され、マシンにダメージ。Q2開始までにピットに戻ることはできなかった。
セッション序盤にトンネル出口でハイスピードのままスピンを喫したダニール・クビアトは、フロントウイングを破損したものの、マシンを修復して16番手タイムをマーク。一方、ザウバーの2台は最後までタイムを上げることができず、2台揃ってQ1敗退を喫した。
■F1第6戦モナコGP 公式予選Q1
1位 No.25 J-E.ベルニュ |
トロロッソ |
2位 No.6 N.ロズベルグ |
メルセデス |
3位 No.44 L.ハミルトン |
メルセデス |
4位 No.14 F.アロンソ |
フェラーリ |
5位 No.22 J.バトン |
マクラーレン |
6位 No.3 D.リカルド |
レッドブル |
7位 No.7 K.ライコネン |
フェラーリ |
8位 No.20 K.マグヌッセン |
マクラーレン |
9位 No.11 S.ペレス |
Fインディア |
10位 No.19 F.マッサ |
ウイリアムズ |
11位 No.8 R.グロージャン |
ロータス |
12位 No.1 S.ベッテル |
レッドブル |
13位 No.77 V.ボッタス |
ウイリアムズ |
14位 No.27 N.ヒュルケンベルグ |
Fインディア |
15位 No.13 P.マルドナド |
ロータス |
16位 No.26 D.クビアト |
トロロッソ |
17位 No.21 E.グティエレス |
ザウバー |
18位 No.99 A.スーティル |
ザウバー |
19位 No.17 J.ビアンキ |
マルシャ |
20位 No.4 M.チルトン |
マルシャ |
21位 No.10 小林可夢偉 |
ケータハム |
22位 No.9 M.エリクソン |
ケータハム |