F速

  • 会員登録
  • ログイン

「タイヤ戦略とペース管理が決定的な役割に」

2014年4月7日

LAT

2014 バーレーングランプリ 決勝
多様なタイヤ戦略とセーフティーカーが接戦を演出ナイトレース中の温度下降につれて、ミディアムとソフト間の性能差は縮小火曜日から、ケータハム、メルセデス、ウィリアムズがピレリとともにバーレーンでタイヤテストを実施

2014年4月6日、サヒール
近年のレース中で最も接戦となったバーレーングランプリでは、タイヤ戦略が中心となり、セーフティーカー導入後、残りわずか10周時点のリスタートがスリリングなフィナーレを演出しました。

Sutton

リスタート後、首位を走るメルセデスのルイス・ハミルトンは、ミディアムタイヤを装着していました。チームメイトのニコ・ロズベルグは、ミディアムよりも速いソフトタイヤでフィニッシュする、ハミルトンとは異なる2ストップ戦略を採りました。ハミルトンは、理論的には遅いタイヤを使用していたにも関わらず、ファステストラップを記録したロズベルグを抑え、先週に続き連勝を果たすことができました。タイヤ戦略によって、速いコンパウンドを装着したドライバーが遅いコンパウンドのドライバーを追うという同様のバトルがトップ10圏内で展開されました。

しかし、日中の暑さの下ではラップあたり1秒以上存在したP Zeroホワイト・ミディアムとP Zeroイエロー・ソフトタイヤ間の性能差は、57周の決勝中に路面温度が3°C下降した夜間の冷涼なコンディション下、大幅に縮小しました。

Sutton

トップ6は2ストップ戦略を採用しました(中にはセーフティーカーに助けられたドライバーもいました)。レッドブルのダニエル・リカルドとセバスチャン・ベッテルは、それぞれ異なる戦略を採り、リカルドは13番グリッドのスタートから4位を、ベッテルは10番グリッドのスタートから6位を獲得しました。ベッテルは、ミディアムタイヤを装着してスタートした、わずか2名のドライバー中のひとりでした。

火曜日から、各チームは、今シーズン初のインシーズンテストを行います。2014年のレギュレーションにより、各チームは、インシーズンテスト中の1日を、ピレリとともに行うタイヤテスト専用日としなければなりません。ケータハムが火曜日に、メルセデスとウィリアムズが水曜日にタイヤテストを行います。

Sutton

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「タイヤ戦略とペース管理が決定的な役割を演じたバーレーンで、素晴らしい大接戦が展開されました。路面温度の下降によって、3ストップから2ストップへ戦略を変更したチームが見られました。レース終盤のセーフティーカー導入時、ドライバーたちは、それぞれ多様なタイヤ装着を行っていました。このような場合はいつもエキサイティングなフィニッシュを迎えます。これから、今シーズン初のインシーズンテストの準備を始めます。最新世代のマシンを使用して将来の開発のためのテスト機会を得ることは非常に有難いことですから、我々はその成果を楽しみにしています」

LAT


レース

9/19(金) フリー走行1回目 17:30〜18:30
フリー走行2回目 21:00〜22:00
9/20(土) フリー走行3回目 17:30〜18:30
予選 21:00〜
9/21(日) 決勝 20:00〜


ドライバーズランキング

※イタリアGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ324
2位ランド・ノリス293
3位マックス・フェルスタッペン230
4位ジョージ・ラッセル194
5位シャルル・ルクレール163
6位ルイス・ハミルトン117
7位アレクサンダー・アルボン70
8位アンドレア・キミ・アントネッリ66
9位アイザック・ハジャー38
10位ニコ・ヒュルケンベルグ37

チームランキング

※イタリアGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム617
2位スクーデリア・フェラーリHP280
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム260
4位オラクル・レッドブル・レーシング239
5位ウイリアムズ・レーシング86
6位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム62
7位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
8位ステークF1チーム・キック・ザウバー55
9位マネーグラム・ハースF1チーム44
10位BWTアルピーヌF1チーム20

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第17戦アゼルバイジャンGP 9/21
第18戦シンガポールGP 10/5
第19戦アメリカGP 10/19
第20戦メキシコシティGP 10/26
第21戦サンパウロGP 11/9
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年10月号 Vol.4 後半戦展望号