F速

  • 会員登録
  • ログイン

【メカアップデート】RBRの空気抵抗低減ウイング

2014年4月7日

Masahiro Owari

 パワーユニットが変更され、レースでは100kgの燃料しか使用できなくなった今年のF1では、エアロダイナミクスはダウンフォースを求めるだけではなく、ドラッグ(空気抵抗)を考慮した効率の良さが、昨年までよりも一層、重要となっている。

 空力の分野のおいて圧倒的なリードを保ち、昨年まで4連覇してきたレッドブルは、バーレーンGPでユニークなフロントウイングを登場させた。現在のフロントウイングはどのチームもメインフラップの上に小型ウイング(カスケードウイング)を追加しているが、レッドブルもマレーシアGPまでは同じようなタイプのフロントウイングを使用していた。

 ところが、このバーレーンGPでは小型ウイングを排除。3分割されたメインフラップに、やはり3分割されたアッパーフラップを結合させたタイプを採用してきた。

Sutton

 このような変更を行ってきた理由は2つ考えられる。ひとつはバーレーン・インターナショナル・サーキットは中高速コーナーがほとんどないため、フロントのダウンフォースよりも、空気抵抗を減らしてストレートスピードを上げた方が効率的でタイムが伸びること。もうひとつは、バーレーン・インターナショナル・サーキットはストップ・アンド・ゴータイプのサーキットであるため、リヤのトラクションが重要。そのため、コーナーでオーバーステアにならないようフロントのダウンフォースを削ることでバランスをとったのではないかということだ。

 セバスチャン・ベッテルはQ2で落ちてしまったが、ダニエル・リカルドが予選3位(前戦のペナルティにより、13番手からのスタート)をもぎ取ったところを見ると、レッドブルの戦略は功を奏したと言えるだろう。



レース

5/3(土) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
5/4(日) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
5/5(月) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※マイアミGP終了時点
1位オスカー・ピアストリ131
2位ランド・ノリス115
3位マックス・フェルスタッペン99
4位ジョージ・ラッセル93
5位シャルル・ルクレール53
6位アンドレア・キミ・アントネッリ48
7位ルイス・ハミルトン41
8位アレクサンダー・アルボン30
9位エステバン・オコン14
10位ランス・ストロール14

チームランキング

※マイアミGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム246
2位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム141
3位オラクル・レッドブル・レーシング105
4位スクーデリア・フェラーリHP94
5位ウイリアムズ・レーシング37
6位マネーグラム・ハースF1チーム20
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム14
8位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム8
9位BWTアルピーヌF1チーム7
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー6

レースカレンダー

2025年F1カレンダー
第6戦マイアミGP 5/4
第7戦エミリア・ロマーニャGP 5/18
第8戦モナコGP 5/25
第9戦スペインGP 6/1
第10戦カナダGP 6/15
  • 最新刊
  • F速

    F速 2025年5月号 Vol.3 日本GP号