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メルセデスが1-2発進、フェラーリは恥ずかしいミス
2014年4月4日

2014年F1第3戦バーレーンGPは4日、首都マナーマ郊外にあるバーレーン・インターナショナル・サーキットで幕を開け、現地時間14時から行われたフリー走行1回目はメルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。
マレーシアとの連戦となる第3戦バーレーンは今年で開催10回目を迎え、初のナイトレースとしてのグランプリを迎えることになった。初日の天候は晴れ、FP1開始時の気温は25度、路面温度は35度を記録した。
今回バーレーンに持ちこまれたタイヤは、ソフトとミディアムの2種類。このFP1では、ケータハムが小林可夢偉に代えてリザーブドライバーのロビン・フラインスを起用。ザウバーもエステバン・グティエレスに代えてギド・バン・デル・ガルデ、ウイリアムズはフェリペ・ナスールがバルテッリ・ボッタスのマシンに乗り込んだ。
セッション序盤は、開始直後にメルセデスのニコ・ロズベルグがパワー不足を訴えるが、すぐにペースを取り戻すと1分38秒台でトップに立っていたハミルトンとともに早くも1-2態勢を築く。
そこに2戦連続ポイント獲得と好調のニコ・ヒュルケンベルグが僅差で続き、約1秒差の4番手にフェラーリのキミ・ライコネンが続いた。一方、ウイリアムズのフェリペ・マッサは、インスタレーションラップを終えるとマシンを降りてしまい、しばらくコースに出ず。今回から現場に合流したフェラーリ時代のレースエンジニア、ロブ・スメドレーと話し合う姿も見られた。
セッション折り返し直後、フェラーリのフェルナンド・アロンソがピットレーンでストップしてしまう。なんとアロンソのマシンは左フロントにだけ黄色のソフトタイヤが装着されていたのだ。
フェラーリのメカニックは慌ててマシンをピットまで戻してタイヤを付け替えるが、フェラーリらしからぬミスをさらすこととなってしまった。
しかしアロンソは、残り時間15分というタイミングでベストラップをマークして暫定首位に浮上。セクター2でタイムを稼いだアロンソは1分37秒953で最終的に3番手につけた。
そのフェラーリを上回ったのは、やはりメルセデスの2台。まずはロズベルグがトップタイムを塗り替えると、直後にアタックしたハミルトンは全セクターのベストラップを更新。チームメイトにコンマ2秒差、アロンソにコンマ4秒差をつける1分37秒502をマークし、トップでFP1を終えた。
コンマ6秒差の4番手にヒュルケンベルグが続き、1.1秒差の5番手に今回が通算250戦目となるジェンソン・バトン。レッドブルはセバスチャン・ベッテルが10番手、ダニエル・リカルドが14番手。セッション残り30分でコースインしたマッサは11周を重ね、11番手につけた。
可夢偉の代役としてケータハムをドライブしたフラインスはFP1最多の35周を走り、確実に仕事をこなした。
3/14(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
3/15(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
3/16(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


※オーストラリアGP終了時点
1位 | ランド・ノリス | 25 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 18 |
3位 | ジョージ・ラッセル | 15 |
4位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 12 |
5位 | アレクサンダー・アルボン | 10 |
6位 | ランス・ストロール | 8 |
7位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 6 |
8位 | シャルル・ルクレール | 4 |
9位 | オスカー・ピアストリ | 2 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 1 |

※オーストラリアGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 27 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 27 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 18 |
4位 | ウイリアムズ・レーシング | 12 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 8 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
7位 | スクーデリア・フェラーリHP | 5 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
9位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 0 |
10位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 0 |

