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GP2がいよいよ開幕、伊沢と佐藤の挑戦に期待

2014年4月3日

GP2

 今週末にバーレーンで幕を開けるGP2シリーズのエントリーがようやく出揃った。

 2014年のGP2には、全13チームから26名のドライバーが名を連ねた。2008−2009年の小林可夢偉以来となる日本人ドライバーのエントリーも注目を集める。

 伊沢拓也はフランスの名門ARTグランプリから参戦。昨年まで日本のスーパーGTとスーパーフォーミュラでホンダのエースとして活躍してきた伊沢は、2015年からマクラーレンのパワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰するホンダの育成プログラムの一翼も担う。先の合同テストでは、なかなか上位に絡むことはなかったが、多くの周回数を重ねマシン習熟に励んでいる。
 一方、AUTO GPからステップアップを果たした佐藤公哉は、スペインチームのカンポス・レーシングからエントリー。昨年のF1日本グランプリでザウバーのリザーブドライバーを務めた佐藤は、一度つないだF1への足掛かりをGP2でさらに強固にしたい。いずれにしても彼らふたりにかかる期待は大きい。

 最後まで空席だった3つのシートも確定した。MPモータースポーツにはジョン・ランカスターが残留を決め、ベネズエラGPラザルスにはコナー・デイリーが加入。ジンバブエ出身の19歳、アクシル・ジェフリーズはトライデントに決まった。

 ウイリアムズのリザーブドライバーで昨年ランキング4位のフェリペ・ナスールやケータハムのアレクサンダー・ロッシ、ジョニー・チェコットJr.など、F1走行経験のあるドライバーは、GP2タイトルを手にチャンス拡大を狙う。DAMSのジョリオン・パーマー、ステファノ・コレッティ(レーシングエンジニアリング)ら優勝経験のあるドライバーも虎視眈々と王座を狙っている。

 伊沢のチームメイトで、昨年初参戦のフォーミュラ・ルノー3.5でランキング2位につけたマクラーレンの育成ドライバー、ストフェル・バンドルネ、フェラーリのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)ドライバー、ラファエル・マルチェッロなど実力派と呼ばれるルーキーたちも楽しみな存在だ。

 開幕戦バーレーンは、4日のプラクティスで幕を開け、同日夜(現地時間20時)には早くも予選が行われる。


レース

11/7(金) フリー走行 23:30〜24:30
スプリント予選 27:30〜28:14
11/8(土) スプリント 23:00〜
予選 27:00〜
11/9(日) 決勝 26:00〜


ドライバーズランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位ランド・ノリス357
2位オスカー・ピアストリ356
3位マックス・フェルスタッペン321
4位ジョージ・ラッセル258
5位シャルル・ルクレール210
6位ルイス・ハミルトン146
7位アンドレア・キミ・アントネッリ97
8位アレクサンダー・アルボン73
9位ニコ・ヒュルケンベルグ41
10位アイザック・ハジャー39

チームランキング

※メキシコシティGP終了時点
1位マクラーレン・フォーミュラ1チーム713
2位スクーデリア・フェラーリHP356
3位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム355
4位オラクル・レッドブル・レーシング346
5位ウイリアムズ・レーシング111
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム72
7位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム69
8位マネーグラム・ハースF1チーム62
9位ステークF1チーム・キック・ザウバー60
10位BWTアルピーヌF1チーム20

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