可夢偉、エリクソンとのダブル完走でマルシャ抜く
2014年3月30日

ケータハムの小林可夢偉は、F1マレーシアGP決勝で13位完走を果たし、チームのコンストラクターズ選手権10位に大きな貢献を果たした。
20番手から決勝レースのスタートを切った可夢偉は、オープニングラップで16番手までポジションを上げると、レース序盤から1分50秒台を並べる安定したペースで走行。15周目のピットストップで再びミディアムタイヤを履いた可夢偉は、セカンドスティントの前半で1分48秒台を立て続けにマーク。先に2度目のピットを終えたロータスのロマン・グロージャンとも見応えのあるバトルを繰り広げるなど、その後もアグレッシブな走りを続けた。
31周目にハードタイヤにスイッチした可夢偉は、レース後半も時折1分48秒台を記録するなど終始ペースを崩さず走行。結局、ニコ・ヒュルケンベルグと同様に2回ストップを成功させた可夢偉は復帰2戦目で13位チェッカーを受け、目標としていた完走を果たした。
直接のライバルであるマルシャはマックス・チルトンが15位。ジュール・ビアンキは1周目に接触し、5秒ストップのペナルティを受けてリタイアを喫した。
これで可夢偉は、チルトンが開幕戦でマークしたベストリザルトの13位に並び、チームメイトのマーカス・エリクソンも14位でフィニッシュと、チームのホームレースでダブル完走を果たしてコンストラクターズ選手権でライバルの前に立った。
首位は1-2フィニッシュのメルセデスがマクラーレンを抜いてトップ。最下位だったレッドブルも6位に浮上した。ドライバーズ選手権ではニコ・ロズベルグが引き続き首位でルイス・ハミルトンが2位、1ポイント差の3位にフェルナンド・アロンソとなった。可夢偉は21位から18位に順位を上げている。
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※オーストラリアGP終了時点
1位 | ランド・ノリス | 25 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 18 |
3位 | ジョージ・ラッセル | 15 |
4位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 12 |
5位 | アレクサンダー・アルボン | 10 |
6位 | ランス・ストロール | 8 |
7位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 6 |
8位 | シャルル・ルクレール | 4 |
9位 | オスカー・ピアストリ | 2 |
10位 | ルイス・ハミルトン | 1 |

※オーストラリアGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 27 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 27 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 18 |
4位 | ウイリアムズ・レーシング | 12 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 8 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
7位 | スクーデリア・フェラーリHP | 5 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
9位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 0 |
10位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 0 |

