2014年F1第2戦マレーシアGPの公式予選Q2は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。順位結果は以下のとおり。
Q1に続いて行われた予選Q2は全16台が15分間のタイムアタックを行い、上位10台までが最終ラウンドのQ3に進出する。天候は引き続き雨で、路面はQ1終盤から若干雨足が強まったこともあり、依然ヘビーウエット状態。フェラーリとバルテッリ・ボッタスをのぞくマシンがフルウエットタイヤを選択した。
セッションは、開始3分過ぎにフェルナンド・アロンソとダニール・クビアトが接触し、クビアトのフロントウイング翼端板がレコードラインに散乱したため、一旦赤旗が出された。これでアロンソは左のトラックロッドが破損したため、フェラーリのガレージは一気に緊張感に包まれたが、フェラーリは短いインターバルの間にダメージを修復。アロンソはセッション再開後すぐにコース復帰を果たした。
ここでもトップには早々とメルセデスのルイス・ハミルトンが立ち、レッドブルのセバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドが2、3番手で続く。
一方、フェラーリのタイヤ交換によってコース上唯一のインターミディエイトだったボッタスは残り4分を切ってピットイン。タイヤを変え、全車フルウエットとなった。
しかし、ウイリアムズはフェリペ・マッサにもインターミディエイトを装着させるなど最後まで混乱が続き、トップ10入りならず。ロータスのロマン・グロージャン、フォース・インディアのセルジオ・ペレス、ザウバーのエステバン・グティエレスとともにQ2敗退を喫した。
Q3進出最後の椅子となる10番手争いはトロロッソのダニール・クビアトが最後のアタックでトップ10に滑り込んだが、チームメイトの背後を走っていたジャン-エリック・ベルニュがクビアトのタイムを更新、最後の最後でQ3行きを手にした。
■F1第2戦マレーシアGP 公式予選Q2
1位 No.44 L.ハミルトン |
メルセデス |
2位 No.1 S.ベッテル |
レッドブル |
3位 No.6 N.ロズベルグ |
メルセデス |
4位 No.3 D.リカルド |
レッドブル |
5位 No.27 N.ヒュルケンベルグ |
Fインディア |
6位 No.14 F.アロンソ |
フェラーリ |
7位 No.7 K.ライコネン |
フェラーリ |
8位 No.22 J.バトン |
マクラーレン |
9位 No.20 K.マグヌッセン |
マクラーレン |
10位 No.25 J-E.ベルニュ |
トロロッソ |
11位 No.26 D.クビアト |
トロロッソ |
12位 No.21 E.グティエレス |
ザウバー |
13位 No.19 F.マッサ |
ウイリアムズ |
14位 No.11 S.ペレス |
Fインディア |
15位 No.77 V.ボッタス |
ウイリアムズ |
16位 No.8 R.グロージャン |
ロータス |