リカルド失格で2位剥奪。レッドブルはすぐに控訴
2014年3月16日
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FIAは、F1開幕戦オーストラリアGPで2位チェッカーを受けたレッドブルのダニエル・リカルドが燃料流量規制に違反していたとして、レース失格の処分を言い渡した。
2014年のレギュレーションでは、新たにエンジンの最大燃料搭載量が100kgに制限されるとともに、最大流量も毎時100kgまでと定められた。
しかし、決勝レースを2番グリッドからスタートし、オーストラリア人ドライバーとして初の母国表彰台2位を獲得したダニエル・リカルドのレッドブルRB10は、レース後にスチュワードから燃料流量規制を“一貫して”超過していたと指摘された。
数時間にもおよぶ調査の結果、FIAの技術委員会は、リカルドのRB10が燃料流入量100kg/hの規制に違反していたと結論づけ、リカルドの2位を決勝レース結果から除外すると公式に発表した。
この結果、3位チェッカーを受けたケビン・マグヌッセン以降の順位がひとつづつ繰り上がり、マクラーレンのジェンソン・バトンが3位に昇格。4位フェルナンド・アロンソ、5位バルテッリ・ボッタス、6位ニコ・ヒュルケンベルグ、7位キミ・ライコネン、8位ジャン-エリック・ベルニュ、9位ダニール・クビアトと変わり、11位だったフォース・インディアのセルジオ・ペレスが10位1ポイントを獲得することになった。
しかしながら、レッドブルはリカルドの失格裁定にすぐさま控訴する意志をFIAに通知。「チームとルノーは、エンジンに供給された燃料がレギュレーションに完全に準拠していたと確信している」と述べている。
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※オーストリアGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
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※オーストリアGP終了時点
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
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