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可夢偉の愛機、ケータハムCT05は段差つきTノーズ

2014年1月28日

Caterham

 ケータハムF1チームは28日、2014年シーズンを戦うF1マシン『CT05』を披露した。

 昨年はコンストラクターズ最下位に沈んだケータハムだが、今シーズンはチームの存続をかけた勝負の年と位置づけている。その期待を一手に背負うのが、今年同チームからF1復帰を決めた小林可夢偉だ。
 2012年末にザウバーのシートを失い、昨年一年間はF1の世界から離れていた可夢偉だが、復帰に際して無報酬を申し出るなどチームを説得。悲願のポイント獲得、そしてテールエンダーからの脱却を目指すケータハムは、可夢偉とともに新シーズンに挑むことを決めた。

 その可夢偉が今年ドライブするケータハムの新車『CT05』は、当初この日の朝にヘレス・サーキットのピットレーンでお披露目される予定だったが、準備に手間取り午前のテストセッションも見送ることに。
 しかし、午後2時過ぎにようやくコースインの準備を終えたケータハムはマーカス・エリクソンがそのままコースイン。発表イベントをスキップしてさっそくインスタレーションラップにとりかかった。

 気になる『CT05』の外観は、ノーズセクションに独自のアプローチを取り入れている。フロントウイングにつながるノーズ自体はマシン下部から細長く伸び、ノーズ上面は途中でカットされ、段差とともにノーズに覆いかぶさるような形状になっている。

 一方、サイドポットまわりのボリュームは比較的大きく、全体的に角張った印象を受けるデザインだ。

 チームのテストは、明日もエリクソンがドライブ。3日目をリザーブドライバーのロビン・フラインスが担当し、可夢偉はピレリのウエットテストが行われる最終日にステアリングを握ることになっている。




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