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VJM07、昨年型の遺伝子を持ちながら全パーツ変更

2014年1月22日

Force India

 22日、フォース・インディアが2014年型マシンVJM07の画像を発表、今年走らせるマシンのカラーリングを披露した。

 新車の公式なお披露目は今年初のシーズンオフテストが行われるヘレスで行われるが、今回発表された画像から、マシンのカラーリングが大きく変更され、メインカラーとしてブラックが取り入れられたことが明らかになった。

 また、マシンには新たに、メキシコの通信会社ブランドであるClaro、潤滑油メーカーであるRoshfransといった新たなパートナーのロゴが飾られている。

「VJM07のルックスは非常に魅力的だ」とチーム代表のビジャイ・マルヤ。
「新しいカラーリングはサハラ・フォース・インディアの進化を表している」
「私は常々、自分たちのマシンが最も目立つと信じていた。そこにブラックをメインカラーとして加えることで、さらに派手なルックスになっている」

「技術面においても商業面においても忙しい冬だった」
「チームを創設した際の最初の野心は、インド初のチームをデビューさせることだった。だが我々の進化における次なるステージは、グローバルブランドの発展だ。その野心が、我々が提携しているパートナーたち、世界クラスのドライバーラインナップに反映されていると思う」
「2014年は我々にとって最強のシーズンになる可能性があると感じている」

 今年、F1のレギュレーションが大きく変わったことで、マシンには多数の変更が施されている。

 テクニカルディレクターのアンドリュー・グリーンは、昨年型とは大きく異なるマシンであると述べた。
「フロントウイングからディフューザーまで、ほぼすべてのパーツに新しいデザインが用いられている。VJM07の遺伝的な性質は2013年型マシンに潜むものであるが、同じ結果を出すために少し異なる方法を用いなければならなかった」

 一番大きなチャレンジは、新たなパワーユニットの導入だったと、グリーンは言う。
「パワーユニットのすべての変化に適応するのは非常に難しい仕事だった。私が仕事を始めた1990年以降では、F1で経験する最大の変更だからね」
「クーリングも非常に大きな課題であり、昨年の夏のほとんどを、新パワーユニットでクーリングに関して要求される条件、パワーユニットをシャシーに組み込むベストな方法について理解することに費やした」


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