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「不必要な接触」マルドナドに最低点:Rd11評価

2013年8月31日

LAT

 英AUTOSPORTが2013年ベルギーGPを戦った22人のドライバーを10点満点で評価した。トップ2、セバスチャン・ベッテルとフェルナンド・アロンソのみに今回の最高点9点が与えられた。

 英AUTOSPORT誌のF1担当編集者エド・ストローは、今回、9点ふたり、8点6人という評価を行った。

 2番グリッドから優勝を獲得したベッテルに関しては、1周目、ルイス・ハミルトンへのオーバーテイクを成功させたことが大きかったと評価されている。

「最高のマシンに乗っているドライバーの走りと片付けることもできる。だが1周目のレ・コーム手前でハミルトンからリードを奪わなければ、彼はもっと苦労することになっただろう。ケメルストレート終わりのスピードトラップでレッドブルは全体の中で遅いグループに入っていたからだ」
「土曜はハミルトンの陰に隠れたが、日曜の走りは見事だった」

Sutton

 アロンソは、9番グリッドから2位でフィニッシュした。
「土曜午後、フロントロウを狙えるマシンを持ちながら、出走のタイミングとスピンによって9位に沈んだ。彼が悔しがっていたのは当然のことだろう」
「しかし最終的にグリッドは決勝結果にさほど影響を与えなかった。レース序盤にプッシュして大きく順位を上げ、最初のピットストップの時期を過ぎた段階で、2番手の可能性をしっかり確保した」
「速さを発揮し、強い精神力を見せつけ、手が届く最高の順位を獲得した」

 8点が与えられたのは、ジェンソン・バトン(6番グリッド、決勝6位)、ルイス・ハミルトン(ポールポジション、決勝3位)、エステバン・グティエレス(21番グリッド、決勝14位)、ポール・ディ・レスタ(5番グリッド、決勝リタイア)、エイドリアン・スーティル(12番グリッド、決勝9位)、ギド・バン・デル・ガルデ(14番グリッド、決勝16位)だった。

 ディ・レスタは予選の不安定な天候の中、他と異なる戦略をとり、ポールポジションを手に入れかけた。
 バン・デル・ガルデは「状況から考えてQ1の3位はそれほど大きな意味を持たないが、トリッキーなコンディション下で彼がスリックでうまく走ったことの表れだ」と評価された。

 パストール・マルドナドには、今回最低点の5点が与えられた。彼は17番グリッドからスタートし、途中ディ・レスタにクラッシュし、ペナルティを受けて17位フィニッシュという結果になった。
「いつもどおりレースで活気にあふれた走りを見せたが、数台が固まって走っている中、ピットに入ろうとしてディ・レスタにヒットした。全く不必要なクラッシュだった」





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