「2人に信頼はない」とRBR、ベッテルとは再議論
2013年3月26日
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レッドブル・レーシングは、F1マレーシアGPでチームオーダーを無視したセバスチャン・ベッテルとさらなる話し合いを行うことにしている。
ベッテルは、2番手を走行していたレース終盤にチームからポジションを維持してチェッカーを受けるよう指示を受けていたが、彼はそれを無視して首位を走るマーク・ウエーバーをバトルの末にオーバーテイクし、今季初優勝を手に入れた。
レース後のウエーバーは、ベッテルの行為に激怒したと伝えられており、当初は表彰式への参加まで拒否していたという。事態の重さに気づいたベッテルはウエーバーとチームに謝罪を述べたが、この一件はふたりの間に大きな遺恨を残す結果となった。
チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、日曜の夜にふたりのドライバーと話をしたが、ベッテルとはさらなる話し合いを行い、問題の原因についてより議論を深めたいとしている。
ベッテルに何らかの制裁を加えるつもりがあるのかと問われたホーナーは、次のように語っている。
「それは、我々が密室で話すことだ」
「彼とはすでに話をしている。少し時間をおき、感情を整理したら、次のレースを前に話し合うつもりだ」
ベッテルとウエーバーが衝突したのは、なにもこれが初めてではない。彼らは、有名な2010年のトルコGPの接触と、次のイギリスGPでフロントウイングの使用に関して揉めた経緯がある。
ドライバーがチームオーダーを露骨に無視することは珍しいが、ホーナーは、現在のベッテルとウエーバーの信頼関係を次のように語っている。
「ここで正直にしよう。2010年のイスタンブール以来、ふたりの間にそれほど信頼というものはなかった」
「ただ、ふたりはお互いを認め合っており、実際のところ尊敬し合っている」
「昨年のブラジルでは、マークはポジションを維持してレースをスタートするよう指示されていた」
「彼らはレーシングドライバーだ。限界までプッシュする。それが彼らのDNAであり、5年間も同じペアを組み、仕事をするために我々と契約している理由だ」
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9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
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