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最終日はライコネンが最速。2番手にビアンキ
2013年2月9日

8日、スペインのヘレス・サーキットで行われたF1合同テスト4日目は、ロータスを駆るキミ・ライコネンがトップタイムをマークした。
ヘレステスト最終日となったこの日は、ランチタイムの時間帯にトラックの修復作業が行われたため、セッションの終了時刻が30分ほど延長される措置がとられた。
そのなか午後のショートランでソフトタイヤを履いたライコネンが、全体の2番手となる1分18秒148を叩きだし、最終日をトップで締めくくった。
「タイムシートの最上位につけたが、テストでは何の意味もなさない」とライコネン。それでもライコネンは、パーツのテストに焦点を置き、セットアップもより自分好みにすることができたと、マシンに好感触を得ている。
そのロータスに100分の3秒差という好タイムを記録したのが、フォース・インディアのセカンド候補筆頭と目されているジュール・ビアンキだ。
「チームが僕に手伝いの依頼をくれて嬉しい。今日の仕事には満足している」と語ったビアンキは、シート獲得にさらに自信を深めている。
「レースの準備はできている。今の僕はF1でかなりの距離を経験した。レースに挑む準備はできているんだ」
チームは、次回のバルセロナテストを前に、ドライバーラインナップを発表する計画でいる。
レッドブルのセバスチャン・ベッテルが、ピレリのミディアムとハードタイヤでロングランに取り組み、3番手タイムを記録。142周を走ったザウバーのエステバン・グティエレスが4番手につけ、トロロッソのジャン−エリック・ベルニュが5番手につけた。
トラブル続きの前半2日間とは対照的に、この日も最多の145周を走りきったメルセデスのルイス・ハミルトンが6番手。マクラーレンのセルジオ・ペレスは午前中にメカニカルセットアップや空力の作業を行い、7番手タイムを記録。ウイリアムズのバルテッリ・ボッタスは8番手につけた。
フェラーリでのトラックデビューとなったペドロ・デ・ラ・ロサは、2周を記録したところでリヤから炎が出て、コース上にストップ。これで多くの走行時間を失ったデ・ラ・ロサだが、セッションが延長されたことも幸いし、最終的には51周を走破。なお、トラブルの原因は、ギヤボックスのテクニカルトラブルとされている。
10番手はケータハムのシャルル・ピック、11番手にマルシャのルイス・ラジアが入り、残り2時間を走ったポール・ディ・レスタが最下位の12番手となった。
次回のバルセロナテストは、2月19日(火)から4日間の日程で行われる。
■ヘレス合同テスト4日日総合 タイム結果
1位 K.ライコネン | ||
ロータス E21 | ||
1’18.148 | ||
2位 J.ビアンキ | ||
Fインディア VJM06 | ||
1’18.175 | ||
3位 S.ベッテル | ||
レッドブル RB9 | ||
1’18.565 | ||
4位 E.グティエレス | ||
ザウバー C32 | ||
1’18.669 | ||
5位 J-E.ベルニュ | ||
トロロッソ STR8 | ||
1’18.760 | ||
6位 L.ハミルトン | ||
メルセデス W04 | ||
1’18.905 | ||
7位 S.ペレス | ||
マクラーレン MP4-28 | ||
1’18.944 | ||
8位 V.ボッタス | ||
ウイリアムズ FW34 | ||
1’19.851 | ||
9位 P.デ・ラ・ロサ | ||
フェラーリ F138 | ||
1’20.316 | ||
10位 C.ピック | ||
ケータハム CT03 | ||
1’21.105 | ||
11位 L.ラジア | ||
マルシャ MR02 | ||
1’21.226 | ||
12位 P.ディ・レスタ | ||
Fインディア VJM06 | ||
1’23.435 |
4/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
4/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
4/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |


※日本GP終了時点
1位 | ランド・ノリス | 62 |
2位 | マックス・フェルスタッペン | 61 |
3位 | オスカー・ピアストリ | 49 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 45 |
5位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
6位 | シャルル・ルクレール | 20 |
7位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 15 |
9位 | エステバン・オコン | 10 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

※日本GP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 111 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 75 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 61 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 35 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 15 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |

