2012年F1インドGPの金曜プラクティスで、ザウバーの小林可夢偉は13位/16位、セルジオ・ペレスはFP2で12位、エステバン・グティエレスはFP1で20位だった。
■ザウバーF1チーム
小林可夢偉 フリー走行1=13位/2=16位
今日はグリップを見つけるのが難しかった。それがコース上のダストのせいなのか、タイヤのせいなのか、クルマのせいなのか、はっきりしたことは分からない。そういったファクターすべてが合わさった結果だという可能性が一番高そうだ。ベストな解決法を見つける必要がある。特に少ない燃料で走った時に顕著なんだ。とはいっても僕は軽い状態ではそれほど走らなかったけどね。ほとんどの時間を燃料をたくさん積んで走行した。僕らは重めの状態では好調だと思う。これから作業にあたるが、路面のグリップレベルが改善していくことも念頭に入れる必要がある。
セルジオ・ペレス フリー走行1=‐位/2=12位
予想どおり、フリープラクティス2回目でシングルラップで速く走るためのいいセッティングを見つけるのは簡単ではなかった。でもレースディスタンスにおいてはかなりよさそうだ。今日は最初のフリープラクティスに参加できなかったために、あまり多くの距離を走れなかったけれど、チームにとっては有意義な一日だったし、チャンスを最大限に生かすための情報を十分得ることができた。
エステバン・グティエレス フリー走行1=20位/2=‐位
午前中、セルジオの代わりにマシンに乗ることになり、素晴らしい経験ができた。僕はC31を本格的に走らせるのがこれが初めてで、今まで直線テストしかしたことがなかった。それにこのコースを走るのも初めてだったから、余計に興味深いセッションになった。今シーズンはチームと密に協力して働き、無線を聞き、エンジニアのミーティングにも出席してきた。今までは外から見ていたことを、今日はコクピットの内側から見ることができてとても楽しかった。F1の公式イベントに初めて出場したのもとても興味深い経験だった。テストとは全く違うし、集中力を保つのは楽ではなかった。このサーキットは素晴らしいね。特に高速コーナーが連続するところが見事だ。でも僕の目標は、セッション中に進歩していき、クルマを壊すことなく持ち帰ることだった。この後はセルジオが走る予定だけど、何かあったらまた乗る準備はできている。