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バトン「可夢偉のタイヤ管理は見事で抜けなかった」

2012年10月7日

 2012年F1日本GPの日曜決勝で、マクラーレンのジェンソン・バトンは4位、ルイス・ハミルトンは5位を獲得した。

■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 決勝=4位
 4位は悪い結果ではない。特に8番グリッドからのスタートだったことを考えればね。ファーストスティントでは一時は3位を走ったけれど、今考えると、最初のピットストップのタイミングは間違いで、早過ぎたと思う。可夢偉も僕もトロロッソの後ろでロスし、フェリペ(・マッサ)に対して後れをとった。
 彼は新品タイヤでスタートしていて、それが大きなアドバンテージになった。長く走れるし、スピードも保てる。そのために1回目のピットストップの時期にフェリペは僕らふたりの前に出ることができた。終盤には僕はプッシュして可夢偉に追いついた。でも彼は最後のタイヤセットをとてもうまく管理して走っていた。そのため、僕は近づくことはできたものの、うまくDRSゾーンに入るにはシケインの進入でブレーキングを余計に遅らせるしかなかった。
 でもトライするたびに、ロックアップしてワイドになってしまった。とはいえこの結果は悪くない。またポイントを稼げたからね。ただ今日は優勝にチャレンジできるだけの速さがなかった。

ルイス・ハミルトン 決勝=5位
 ジェンソン、おめでとう。彼は週末を通していい走りをしたね。そして今日はふたりでチームのためにたくさんポイントを持ち帰ることができた。スタート直後のアクシデントに巻き込まれなくて本当にラッキーだった。
 たくさんのクルマがコースオフしていたけど、僕はマシンが無傷のまま通り抜けられるよう、そのことだけに集中した。レースの最初から最後まで全力でプッシュしたよ。ファーストスティントでは少し苦労した。アンダーステアがひどかったんだ。でもしばらくするとマシンはまた曲がるようになってきた。
 その後はすごくいいフィーリングになってプッシュできたんだ。でもその時点からでは、順位を上げるのは無理だった。今回は僕の週末ではなかったということだ。もっと予選がうまくいけば、決勝でもっといい結果が出せる。来週の韓国GPではそれを目指すよ。今から楽しみにしている。




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