アロンソ「リードを拡大し、選手権上はいい週末」
2012年7月30日
2012年F1ハンガリーGPの日曜決勝で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは5位、フェリペ・マッサは9位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 決勝=5位
間違いなく、ポジティブな結果だ。僕らは速さが足りず、今週末が難しい週末になることは予想していた。それでもウエーバーに対するポイント差を拡大することができた。だからチャンピオンシップに関してはとてもいい週末だったといえる。
この状況の中でひとりのレッドブルより前、もうひとりのすぐ後ろでフィニッシュできたことはとても大きい。
理論上では7番手になっていたはずだからね。今週末のハミルトンには手が届かなかったけれど、ベッテルとの差はそれほど大きくは縮まらなかった。ランキングで僕を追うドライバーたちの中でも彼らが最強だと僕は考えている。
僕らは戦略で正しい選択をした。ペレスの後ろで大量に時間をロスし、それでライコネンに前に出られてしまったのは事実だ。でも今日のレースではライコネンにはかなわなかったと思う。
僕らは、シーズン前半において最速ではないマシンで、40ポイントのリードを築いた。ランキング首位を維持するため、これからパフォーマンスを大きく向上させなければならない。
長期的にみると、今のリードでは不十分だからだ。僕らが今の位置にいるのは、常にその時の自分たちの状況を最大限に活用してきたからであり、素晴らしい信頼性があったからだ。23戦連続入賞というのは、偶然成し遂げられるものではない。
7月は厳しく、ストレスのかかる月だった。グランプリが3戦あり、ファクトリーも多くの作業を強いられた。これから少し休みをとって充電し、完璧な態勢でスパに戻ってくるよ。
シーズン後半が前半と同じぐらいポジティブで有意義なものになるよう願っている。5週間の間、休息をとり、作業に取り組み、今後のことを考え、それからスパとモンツァのとても過酷なレースを迎える。
フェリペ・マッサ 決勝=9位
僕のレースはスタートで台無しになった。たぶんクラッチがオーバーヒートしたせいで、ホイールスピンが起きたんだ。それでポジションをふたつ落とし、最後まで挽回できなかった。このコースはオーバーテイクが本当に難しい。
セカンドスティントの中で何度か、ウエーバーやセナよりも速かった時があったけれど、それでも彼らを抜くチャンスは全くなかった。そういうわけであまりいいレースにはならなかったけれど、2ポイントを持ち帰ることはできた。シルバーストンとホッケンハイムでは僕らはトップと同等の速さを発揮したが、ここではそれができず、そのために週末を通して苦戦した。
僕にとってシーズン前半はポジティブなものだったとはいえない。ただ、シーズンスタート時より今の方が間違いなく感触はよくなっているから、シーズン後半はさらによくなると思う。
契約について? 状況がはっきりしていないんだから、言えることは何もないよ。今後のレースでいい結果を出すことに集中していく。それが一番の目標だ。
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 237 |
2位 | ランド・ノリス | 156 |
3位 | シャルル・ルクレール | 150 |
4位 | カルロス・サインツ | 135 |
5位 | セルジオ・ペレス | 118 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 112 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 111 |
8位 | ルイス・ハミルトン | 85 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 41 |
10位 | 角田裕毅 | 19 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 355 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 291 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 268 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 196 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 58 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 30 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 19 |
8位 | BWTアルピーヌF1チーム | 9 |
9位 | ウイリアムズ・レーシング | 2 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |