2012年F1ドイツGPの日曜決勝で、ロータスのキミ・ライコネンは3位、ロメイン・グロージャンは18位だった。
■ロータスF1チーム
キミ・ライコネン 決勝=3位(ベッテルのペナルティにより4位から昇格)
今日は自分のスターティングポジションからやれるだけのことをやった。スタートはまずまずだったけど、前のルイス(・ハミルトン)が何か問題を抱えていて、彼のマシンに追突するのを避けるために減速しなければならなかった。そのためにDRSゾーンでポール(・ディ・レスタ)に抜かれた。
その後、抜き返すのは容易ではなく、とても苦労する羽目になった。昨日のウエットでもっと速さを見せられていれば、もっと上位のグリッドからスタートしてリーダーたちにチャレンジできたはずだ。でもこれが現実だ。もちろんここではもっといい結果を出したいと望んでいたけれど、マシンはレースを通して好調だったし、たくさんのポイントをチームのために持ち帰れたから、次戦に向けてポジティブな要素もいくつかあったといえる。
ロメイン・グロージャン 決勝=18位
そもそもグリッドペナルティを受けた時点から不利な状況で、今日は何もうまくいかなかった。残念だよ。いいスタートを決めて、1コーナーではいくつか順位を上げたんだ。でもストレートで接触があり、それによって僕のレースが大きく損なわれた。
何が起きたのかはっきり分からないから、理解するためにオンボードカメラの映像を見てみる必要がある。でもフロントウイングが壊れ、タイヤがパンクして、僕のマシンはひどいダメージを負った。なんとかピットに戻ったけれど、その時点でレースは終わったも同然だった。誰もこんな週末を過ごしたいなんて思わないけど、これが現実だ。でも次のレースがうまくいけば余計に嬉しく思えるはずだよ。