2012年F1イギリスGPの金曜プラクティスで、ロータスのキミ・ライコネンは16位/8位、ロメイン・グロージャンは1位/21位だった。
■ロータスF1チーム
キミ・ライコネン フリー走行1=16位/2=8位
ウエットだった。もっと走れるだけの多くのウエットタイヤを持っていないことが残念だ。週末がずっと雨になりそうな状況なら、誰もがタイヤの割り当てをセーブしようとするものだ。いくつかのことをテストできたので、完全に時間の無駄というわけではなかった。トラックの新しいセクションを見るのは興味深かった。コーナーがいくつかあるだけで、1周の周回にそれほど大きな影響はない。明日は天気が少しでも良くなってくれればいいね。またウエットになったとしても、誰もがプラクティスと予選でコースに出ていくだろうし、そうなれば乾いたラインも見えてくるだろう。数台しか走行しない時はそういったラインは現れず、アクアプレーニングに見舞われる可能性が高くなるが、皆がコースインすれば路面状況はずっと良くなるだろう。
ロメイン・グロージャン フリー走行1=1位/2=21位(ノータイム)
天候によりあまり忙しい1日とはならなかったが、それでもFP1はうまく行った。マシンはいい状態で、一貫性もあるようだ。いくつかの新しいエアロパーツをテストしたが、それはとても良く機能していた。サーキットの新しい箇所よりも古い箇所の方がグリップがあることも分かった。午前中のFP1終盤には信じられないくらいのウエット状態になり、FP2の開始直後も同じようなコンディションだったので、僕らは辛抱強く待たなければならなかった。もっと走行時間をとれれば良かったが、土曜日と日曜日も雨が予想されているから、タイヤのレギュレーションの関係で、すべてのウエットタイヤを使い果たしたくはなかった。インターミディエイトを履くことを考えたが、路面が十分に乾いていなかったので、午後に多くの周回を走行することはできなかった。観戦に来てくれたファンにとっては今日のコンディションは残念だったが、彼らのサポートにはいつだって感謝している。