2012年F1スペインGPの日曜決勝で、レッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルは6位、マーク・ウエーバーは11位だった。
■レッドブル・レーシング
セバスチャン・ベッテル 決勝=6位
難しいレースになり、大変な一日だった。あまり満足してはいない。あとひとつ上のポジションでフィニッシュすることはできたはずだ。それでも終盤にはうまく挽回できた。レース終盤の方が間違いなく好調で、楽しく走れた。でもアップダウンが繰り返されるような時はとても難しいね。ノーズを交換しなければならなかったが、何が問題だったのか分からない。僕が壊してしまったのか、ラバーのかけらか何かがフロントにはさまってしまったのか、分からなかった。
もう1周走ってみたけれど、それは正しいことではなく、ピットインし、確かめるためにノーズを交換することにした。それによって多少ロスをしたけれど、正しい判断だった。ウイングの左フロント部分に少しダメージがあったと言われたからね。
マーク・ウエーバー 決勝=11位
興味深いレースだった。1周目は厳しかった。どこでフロントウイングにダメージを負ったのか分からないが、ノーズ交換のためにピットインしなければならなかった。そこでも、問題が起き始めたその前の数周でも、大量に時間をロスした。僕らはピットに戻らなければならず、ここではポジションを落とすとかなり大変だ。タイヤに気をつかいながら走らなければならないが、前のマシンに追いついてくるとタイヤが傷む。本当にジレンマだ。
前のマシンを抜くためにプッシュすると、ピットに早めに入らなければならず、もう1回ピットストップが必要になる。ペースについては不可解だったね。僕はフォース・インディアを抜けなかった。マクラーレン勢はそれほどよくなかったし、セブは手堅く走っていただけだった。