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シルバーアロー復活、ロズベルグ初V。可夢偉10位

2012年4月15日

Sutton

 2012年F1第3戦中国GPは現地時間15日に上海インターナショナル・サーキットで56周の決勝レースが行われ、メルセデスのニコ・ロズベルグがポール・トゥ・ウインでF1初優勝を飾った。ザウバーの小林可夢偉は10位だった。

 決勝日の上海は曇り。気温22度、路面温度24度というドライバコンディションのもと行われた決勝は、初のポールポジションスタートを決めたロズベルグが序盤から安定したペースでレースをリード。さらに、2番手のミハエル・シューマッハーが後続のマシンを抑えるようなかたちとなったことも手伝い、着々とライバルとのギャップを築いていった。

 1回目のピットストップ後、2番手のシューマッハーがピットストップの際の作業ミスにより右フロントタイヤが閉まっていない状態となりコース脇にストップしてしまう。しかしロズベルグは、その後もチームメイトを失った影響を感じさせず、中盤以降もペースを乱すことなく2回ストップ戦略を遂行。長めの周回となった最終スティントのタイヤマネジメントも問題なくこなし、結果的には独走でF1初のトップチェッカーを受けた。メルセデスにとってF1復帰後初の勝利は、1955年イタリアGPのファン・マヌエル・ファンジオ以来の歴史的勝利。

 一方、激しいポジション争いが繰り広げられた2番手以下の争いは、スタートで3番手に上がったジェンソン・バトンが一時は先頭のロズベルグを3ストップ戦略で捉えるかに見えたが、2回目のタイヤ交換で痛恨のタイムロス。これで後続の集団に呑み込まれたバトンは、2ストップを強行したロータスのキミ・ライコネン、セバスチャン・ベッテルらに終盤まで抑え込まれる羽目となり、中盤以降は優勝争いから完全に脱落した。

 結局、残り10周を切ってタイヤが限界を超えたライコネン、ベッテルらを交わしたバトンとハミルトンのマクラーレン勢が2位と3位を獲得。マーク・ウエーバーが4位に入り、ベッテルは5位となった。6位以下のロメイン・グロージャン、ブルーノ・セナ、パストール・マルドナドは2ストップでなんとか留まり、入賞を果たした。

 そして、3番手スタートで期待のかかったザウバーの可夢偉は、スタートで7番手にポジションを落とすと、2回目のピットストップ後にはフェリペ・マッサの遅いペースにつきあわされるなど苦戦。中盤以降も激しいポジション争いのなかでレースを強いられた可夢偉は、それでも時折目を見張るペースを刻むなど粘りのレースを繰り広げ、40周目にはこのレースのファステストラップを刻んでなんとか10位に滑り込んだ。

 完走は23台。ドライバーズ選手権では、3戦連続で3位となったハミルトンが首位に立っている。




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