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ペレス「表彰台は嬉しいけど優勝も可能だった」

2012年3月25日

 2012年F1マレーシアGPの日曜決勝で、ザウバーのセルジオ・ペレスは2位を獲得、小林可夢偉はリタイアを喫した。

■ザウバーF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=2位
 僕にとって最高の一日だ。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。彼らのためにもすごく嬉しい。ここで表彰台に乗ることができ、最高の気分だよ。でも優勝も可能だったと思う。レース中、2回フェルナンド(・アロンソ)に追いついた。最終スティントでハードタイヤコンパウンドを履いていた時、タイヤのデグラデーションがとても大きかった。楽な状況ではなく、ワイドになり、縁石に触れてしまった。
 コースオフしなかったのはラッキーだったよ。その前にフェルナンドが完璧なタイミングでピットインしてドライタイヤに交換した。僕のタイヤ交換はその1周後で、それで彼に差をつけられてしまった。
 今日は正しい判断をするのがとても難しかった。チームには感謝している。彼らは常に正しいタイミングでピットインさせてくれた。オープニングラップの後に1回目のピットストップをしたのは特に重要だった。それから最後にハードコンパウンドを履いたのもよかった。ミディアムコンパウンドは僕らにはうまく機能していなかったんだ。
 今回は2012年のわずか2戦目だ。今シーズンは僕らにとって素晴らしいシーズンになると思う。今日は僕らに戦えるポテンシャルがあるのは分かっていた。僕らのマシンは上位勢との差があまりないし、こういうコンディションでは優れたクルーとドライバーの力がものを言うんだ。

小林可夢偉 決勝=リタイア
 今日はチームが大量に得点することができて素晴らしい日になった。でも僕個人にとってはとても期待外れのレースだった。テクニカルな問題でブレーキに苦労し、そのために47周でレースを諦めなければならなかった。さらに、僕の戦略はうまく機能しなかった。もちろん後から理解するのはいつだって簡単なことだけどね。
 いいスタートをしたが、インターミディエイトからレインタイヤに交換するのがかなり遅い時期になった。マシンをコース上にとどめて走り続けるのが楽ではない状態だった。そして僕がタイヤ交換をした直後に赤旗が出た。
 でも事前にそれを知ることはできないからね。レース後半は逆だった。ドライタイヤで走りたかったが、雨が来ると予想していたために、インターミディエイトタイヤから交換することができなかった。




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