2012年F1オーストラリアGPの日曜決勝で、マルシャのティモ・グロックは14位、シャルル・ピックは15位だった。
■マルシャF1チーム
ティモ・グロック 決勝=14位
チームは素晴らしいレースをした。この数カ月、ハードワークにあたり、プレッシャーに耐えてきた皆にとって大きな報いとなる結果だ。僕らはここに来る時点で、新車の本格的なテストをしていなかったということを忘れてはならない。信頼性の問題が発生する可能性があったが(どのチームでもプレシーズンテストでは信頼性の問題は起こる)、最初のレースでトラブルなく完走でき、本当に特別な週末になった。ターン1に向けていいラインを選び、そこで起こっていたトラブルを避けることができ、13番手に上がった。
ケータハムとしばらくバトルをしたが、自分のレースに集中すべきなのは分かっていた。マシンはとても安定しており、最終的に14位で完走できた。この結果には僕もチームも満足すべきだ。コンストラクターズ選手権のポジションに関して重要なスタートとなったからだ。このマシンが僕にバースデープレゼントをくれたから、今はそれを楽しむことにするよ。でも明日はまたハードワークが始まる。マシンをよくするためにやるべきことは山ほどあるからね。繰り返しになるけれど、チームには感謝したい。最高のスタートを切ることができた。
シャルル・ピック 決勝=15位
自分のデビューレースにすごく満足している。このマシンもいいデビューを果たせたから、チームにとってもよかったと思う。レースの間、すべてがとてもポジティブだった。ただ、序盤はいくつか問題があり、残り数周のところで油圧のトラブルのためにマシンを止めなければならなかった。用心のためにチームがそう決めたんだ。チェッカーフラッグを受けられなかったのは残念だけど、シーズンスタートまで苦労してきただけに、15位でレースを終えられて嬉しい。まだやるべき仕事は多い。僕もマシンももっとよくなるはずだ。今週末は多くのデータを取ることができたから、来週末のマレーシアへの準備に役立つだろう。