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バトンが開幕戦V。可夢偉が最後の混乱で6位獲得
2012年3月18日
LAT
2012年F1第1戦オーストラリアGPは現地時間18日(日)17時からメルボルンのアルバートパーク・サーキットで58周の決勝レースが行われ、マクラーレンのジェンソン・バトンが今季初優勝を飾った。ザウバーの小林可夢偉は6位に入った。
青空のもと迎えた開幕戦の決勝は完全なドライコンディション。気温22度。路面温度は29度を記録した。グリッドには、予選で107パーセントルールをクリアできなかったHRTの姿はなく全22台がグリッドを形成。ザウバーのセルジオ・ペレスはギヤボックス交換により最後尾からのスタートとなった。
レースはフロントロウ2番グリッドのバトンがスタートでホールショットを奪い、出足の鈍ったPPのルイス・ハミルトンは2番手に後退。3番手スタートのロメイン・グロージャンに至ってはスタートで大きくポジションを落とすと、直後にウイリアムズと絡んでレース早々に無念のリタイアを喫してしまった。
先頭に立ったバトンは、序盤からハミルトンを約3秒後方に従えレースをリード。2台の後ろにはミハエル・シューマッハーがつけていたが、メルセデスは徐々に遅れ出すと11周目にコースオフしてスローダウン。リタイアとなり、代わってセバスチャン・ベッテルが3番手に浮上する。
その後は、バトンが1回目のピットストップでハミルトンとの差を10秒前後まで広げると、中盤も快調にレースを進め36周目に2度目のピットイン。直後に、ホームストレートでケータハムがストップしたたためセーフティカーが導入、バトンのリードはこれで一旦消えてしまうことになった。
だが、レース再開後のバトンは、SCのタイミングでハミルトンをかわした2番手のベッテルに再びリードを築く速さを見せ、最後までレースをコントロール。58周をトップで駆け抜けたバトンが、昨年の日本GP以来となる通算13勝目を手にした。
2位は終盤のハミルトンの追い上げを凌いだベッテルに軍配。4位はマーク・ウエーバー(レッドブル)、5位にはスタートでポジションアップに成功したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が入った。
ザウバーの小林可夢偉はレース序盤にリヤウイング(翼端板)のダメージでなかなかペースを上げられなかったが、なんとかトップ10圏内にくらいつくと、終盤にはレース中に何度もバトルを繰り広げたライコネンをオーバーテイク。さらに、最終ラップで前を走っていたメルセデスのニコ・ロズベルグ、ウイリアムズのパストール・マルドナドがアクシデントにより相次いでポジションを下げたため、最終的には6位でチェッカー。最後尾スタートのセルジオ・ペレスもスタートで12番手までジャンプアップし、レースでも唯一の1回ストップを成功させて8位でフィニッシュと、ザウバーは開幕戦で見事ダブル入賞を果たした。
2012年F1第1戦オーストラリアGPは現地時間18日(日)17時からメルボルンのアルバートパーク・サーキットで58周の決勝レースが行われ、マクラーレンのジェンソン・バトンが今季初優勝を飾った。ザウバーの小林可夢偉は6位に入った。
青空のもと迎えた開幕戦の決勝は完全なドライコンディション。気温22度。路面温度は29度を記録した。グリッドには、予選で107パーセントルールをクリアできなかったHRTの姿はなく全22台がグリッドを形成。ザウバーのセルジオ・ペレスはギヤボックス交換により最後尾からのスタートとなった。
レースはフロントロウ2番グリッドのバトンがスタートでホールショットを奪い、出足の鈍ったPPのルイス・ハミルトンは2番手に後退。3番手スタートのロメイン・グロージャンに至ってはスタートで大きくポジションを落とすと、直後にウイリアムズと絡んでレース早々に無念のリタイアを喫してしまった。
先頭に立ったバトンは、序盤からハミルトンを約3秒後方に従えレースをリード。2台の後ろにはミハエル・シューマッハーがつけていたが、メルセデスは徐々に遅れ出すと11周目にコースオフしてスローダウン。リタイアとなり、代わってセバスチャン・ベッテルが3番手に浮上する。
その後は、バトンが1回目のピットストップでハミルトンとの差を10秒前後まで広げると、中盤も快調にレースを進め36周目に2度目のピットイン。直後に、ホームストレートでケータハムがストップしたたためセーフティカーが導入、バトンのリードはこれで一旦消えてしまうことになった。
だが、レース再開後のバトンは、SCのタイミングでハミルトンをかわした2番手のベッテルに再びリードを築く速さを見せ、最後までレースをコントロール。58周をトップで駆け抜けたバトンが、昨年の日本GP以来となる通算13勝目を手にした。
2位は終盤のハミルトンの追い上げを凌いだベッテルに軍配。4位はマーク・ウエーバー(レッドブル)、5位にはスタートでポジションアップに成功したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が入った。
ザウバーの小林可夢偉はレース序盤にリヤウイング(翼端板)のダメージでなかなかペースを上げられなかったが、なんとかトップ10圏内にくらいつくと、終盤にはレース中に何度もバトルを繰り広げたライコネンをオーバーテイク。さらに、最終ラップで前を走っていたメルセデスのニコ・ロズベルグ、ウイリアムズのパストール・マルドナドがアクシデントにより相次いでポジションを下げたため、最終的には6位でチェッカー。最後尾スタートのセルジオ・ペレスもスタートで12番手までジャンプアップし、レースでも唯一の1回ストップを成功させて8位でフィニッシュと、ザウバーは開幕戦で見事ダブル入賞を果たした。
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9/20(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
9/21(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
予選 | 結果 / レポート | |
9/22(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マックス・フェルスタッペン | 331 |
2位 | ランド・ノリス | 279 |
3位 | シャルル・ルクレール | 245 |
4位 | オスカー・ピアストリ | 237 |
5位 | カルロス・サインツ | 190 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 174 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 155 |
8位 | セルジオ・ペレス | 144 |
9位 | フェルナンド・アロンソ | 62 |
10位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 24 |
※シンガポールGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 516 |
2位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 475 |
3位 | スクーデリア・フェラーリ | 441 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 329 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 86 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 34 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 31 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 16 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 13 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
2024年F1カレンダー
第18戦 | シンガポールGP | 9/22 |
第19戦 | アメリカGP | 10/20 |
第20戦 | メキシコシティGP | 10/27 |
第21戦 | サンパウロGP | 11/3 |
第22戦 | ラスベガスGP | 11/23 |