2012年F1オーストラリアGPの土曜予選で、マクラーレンのジェンソン・バトンは2位、ルイス・ハミルトンは1位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 予選=2位
ルイスはQ3で素晴らしいアタックをしたね。チームは両方のマシンがフロントロウにつけたことをとても喜んでいると思う。僕らふたりが共にこの位置を得るのに、長い時間がかかった。誰だっていつも一番になりたいものだけど、今日の僕にはそれができなかった。それでも僕らはふたりともチームに感謝している。冬の間に僕らがどれだけのことを達成できたのかが素晴らしい形で証明されたんだ。
それこそが重要だった。いい冬を過ごせるかどうかで大きく違ってくるからね。まだ自分たちのマシンがレースでどれほど速いか定かではないが、昨日は一貫性があったしスティント中にタイヤのケアもできた。明日はタイヤを正しく機能する温度にもっていき、スティントを通してケアしていくことが重要になるだろう。
大事なのは明日だ。今日は明日をどれだけ過ごしやすくするかという一日だった。それでも今日はチームの皆にとって素晴らしい日だったよ。
ルイス・ハミルトン 予選=1位
チームをものすごく誇りに思っている。冬の間、僕らは信じられないほど懸命に仕事に取り組んできた。決して諦めず、全員が奮闘し続けた。困難な年もあったが、チームの皆が成功し、トップに立つことを望んでいたんだ。
今日は彼らのためにその仕事をきちんとこなせたことを誇りに思っている。
Q3最初のラップはすごく特別な感じがした。そのラップを走り終えた時、誰かがこれを超えられたら驚くな、と思ったくらいだよ。最後のアタックではさらにプッシュしたけれど、1コーナーへの進入でブレーキを遅らせすぎてしまい、その周を台無しにしてしまった。その後は誰かが僕のタイムを塗り替えないようにとひたすら祈っていた。
僕は予選が大好きなんだ。特に1周をうまくまとめられたときはね。全ての流れがうまくいき、タイヤも機能し、すべての場所でスイートスポットに当てられる。天国のようだよ。
今日は僕らのマシンがフォーミュラ・ワンで最も美しいというだけでなく、最速であることも証明できたね!
もちろんまだ明日には長いレースが控えている。タイヤのケアが鍵になるだろう。ただ僕らは力強いレースをするために、考えられる限り最高の位置につけることができた。