2011年F1オーストラリアGPの土曜予選で、ロータスのロメイン・グロージャンは3位、キミ・ライコネンは18位を獲得した。
■ロータスF1チーム
ロメイン・グロージャン 予選=3位
今日は夢が叶ったような日だった。ドライのアルバートパークサーキットを本当に知ったのは今朝が初めてで、どうなるかなんて分からなかった。無線で自分のポジションを聞いた時は、ただただ信じられなかったよ。
この3番手というポジションはひとつの事を示している。自分の夢を信じて、何が起きても手放すなということだ。最初のF1キャリアの後、僕を信じてくれた人はほとんどいなかったけれど、新たな冒険を始めるために一生懸命努力をした。そしてシーズン開始と同時に素晴らしいパフォーマンスを発揮できたんだ。とても嬉しいよ。こんなに素晴らしい、しっかりした、速い、素敵なマシンをデザインしてくれたチームにも感謝したい。
よく言われるように土曜日にはポイントを獲得できるわけじゃないから、これで図に乗ったりはしないよ。メルボルンはとても難しいレースになることが多いと分かっている。このシーズンがずっとこんな感じで進むことを願っているし、そうなれば最後にいいストーリーになるはずだよ。
キミ・ライコネン 予選=18位
今日は計画どおりに進まなかった。マシンには何の問題もなく、自分がミスを犯したのと、コミュニケーションの問題があって、タイミングが合わずにもう1周走れなかった。そのために予選のいいポジションを取り損なったけど、こういうこともある。楽にQ2進出が果たせたはずだった。最高のスタートにはならなかったが、レースで挽回を目指すよ。マシンには十分な速さがある。
ステアリングも良かった。望んでいた結果と比べると完璧なものではなかったけれど、僕のドライビングには影響ない。明日は間違いなく18番手より上にいけるから、何が起こるかをよく見ていないとね。