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シューマッハーとの契約にダイムラー労使協議会が不快感「むしろF1から撤退すべき」

2009年12月31日

 メルセデスの親会社ダイムラーの労使協議会は、メルセデスGPが2010年に関してミハエル・シューマッハーと契約したことを非難。契約に関して必要な金額は企業として別のことに使うべきだと意見している。

 F1界にとっては大歓迎とされているミハエル・シューマッハーとメルセデスGPの契約だが、メルセデスの従業員からすれば歓迎できることではないという声が挙がっている。
 ダイムラーの労使協議会は、過去にメルセデスのF1活動についても非難をしてきている。世界的信用危機でコストカットやオートメーション化による従業員削減に取り組んでいるときに、シュトゥットガルトの企業はF1への関わりを増していることがその理由だという。

 ドライバーズおよびコンストラクターズタイトルを獲得したブラウンGPの主要な株式を11月に買い取り、チームを買収した際に協議会のエリック・クレムは「このような経済状況の時には、メルセデスは“本当のクルマ”に対してのマーケティングに投資をすべき」と主張している。そして、この度のシューマッハーとの契約に関しても同様に不快感を表明。

「多くの同僚にしてみれば、これは信じられないことだ」協議会長のウベ・ベルナーはフランクフルテル・ルンドシャウ紙に語っている。シューマッハーとの700万ポンド(およそ10億240万円)の契約金額は「いくつかのメルセデスの生産拠点が海外に移設され、そのため業務も海外へと移転となっている状況の中で、このようなことは我々には正当化できるものではない。むしろF1からの完全撤退決定の方が従業員には理解できることだ」と強く非難をしている。


 また関係者以外からもメルセデスとF1との関わりに対して疑問視する意見が出ている。
「スポーツのイメージはメルセデスのセールスポイントではありません。むしろセキュリティーとクオリティーなのです」と言うのは西ドイツにある、デュースブルク-エッセン大学で自動車産業を専門とするフェルディナンド・デューデンホッファー。

 バイエルン放送のラジオで「購入者がF1を理由にメルセデスを買うのでしょうか? F1にかかるコストのためには、すべてのクルマが200〜300ユーロ(およそ2万6000〜3万9000円)ほど高く売られる必要があるのです」とコメントしている。

 しかしながら、ダイムラーの最高責任者ディーター・ツェッチェは「F1にはメルセデス、フェラーリ、そしてその度合いを下げたもののルノーの3つのマニュファクチャラーしか残っていない。今後アジアや中東のマーケットが成熟していく中で、F1の持つ世界的な可能性をアドバンテージを握った形で活用するには、今がそのチャンスでそれ以外では機会を逃していただろう」と説明する。

 さらにメルセデス・ベンツ・モータースポーツの副社長ノルベルト・ハウグはシューマッハーとのパートナーシップは将来への投資であり、世界的なイメージアップ、そしてセールスへ大きな結果をもたらすと確信しているという。

「契約により、たくさんのクルマが売れ、多くの人が(スリーポインテッド)スターの品質に気付くきっかけとなる。我々は正しい投資の方法を知っていると信じている」と57歳のハウグはZDF公共放送のテレビ放送で発言している。

 一方、シューマッハーが去るフェラーリでは多くのティフォシが怒り、“売国奴”とシューマッハーを激しく罵る一部の熱狂的ファンが現れ、シューマッハー自身からティフォシたちにメッセージを送ることを余儀なくされている。
 そしてフェラーリサイドとしては「これからは彼はライバル、打倒ライバルに全力をつくしたい」という声明が出されている。


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