F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

可夢偉、来季F1参戦の可能性は「自分の中では100%。あとは交渉次第」

2009年11月22日

 22日、富士スピードウェイで行われたトヨタ・モータースポーツフェスティバルでトヨタF1のラストランを担った小林可夢偉、そして最初で最後のトヨタF1ドライブを行った中嶋一貴のふたりがイベント後、記者からの質問に答え、来季のF1継続参戦の可能性について語った。

 この日、トヨタF1のフィナーレとなるラストランを担った可夢偉は、ケルンのファクトリーでミーティングに参加したときに「撤退が決まるかもしれない」と聞かされたという。
「レースドライバーのつもりでミーティングに参加していたんですが、あまりにもショックでよく分からない状態でした」と可夢偉。

 一方の一貴は、「トヨタF1のドライバーでは無かったけれど、TDPドライバーとして支援していただいていたので、この先どうなるか不安になりました。残念です。でも僕自身はF1ドライバーとして自信はついてきている。ウイリアムズから他のチームを探さなければいけませんが、チーム数も増えているし確定していない状況も多い。どういう形であれ2年間経験を積んだし、今年は結果がついてきませんでしたが自信を深めたので、シートを探したいと思います」」とトヨタF1の撤退について語る。

 来季に向けては、数チームと交渉を持っているというが、現段階で可夢偉、一貴が直接交渉に当たることはなく、マネージャーに任せている状況とのこと。

「チームが決まらないと僕も動くのが難しいので、僕自身はしばらく“休憩”を取りたいと思います。12月になったらまた向こうに行って交渉すると思いますが、僕自身が動くことはあまりありません」と可夢偉。


 また、可夢偉は記者から「F1に残れる可能性はどれくらいあると考えているか」という質問を受けたが、「僕自身は100%可能性があると思っている。でも、そう思っていても乗ることができるかというとまったく別問題。僕自身は乗れると思って準備するし、TDPがどうサポートできるかに任せて信用するしかない。お金以外は確実です(笑)」とF1ドライバーとしての自信を見せた。

 もしF1で移籍先が見つからなかった場合について、可夢偉も一貴も「今はF1に乗ることしか考えていない(可夢偉)」
「僕も残ることだけを考えている。後のことは、乗れなくなった時に考えるし、今はF1でやり残したことがたくさんあるし、やれる自信がある(一貴)」と当面はF1残留だけを目指して活動していくと語っている。

 トヨタの高橋敬三モータースポーツ部部長は、ふたりの今後について「我々が何かをしたという訳ではなく、彼らは実力でF1ドライバーになった。そしてこれからもF1でやっていく実力を持っていると思う。別の形でもなんとか応援できたらな、と思って、我々が間に立っていくつかのチームと交渉している」と現在の状況について語っている。




レース

6/28(金) フリー走行 結果 / レポート
スプリント予選 結果 / レポート
6/29(土) スプリント 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
6/30(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第11戦オーストリアGP 6/30
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号