ホンダはラブコールを送っているものの、ミハエル・シューマッハーは、来季の世界スーパーバイク選手権への参戦を否定している。
7度F1世界チャンピオンに輝いたシューマッハーは、ここ数年、最高位のシリーズではないものの、バイクレースで何度かその姿を現しており、最近では、2008年ドイツIDMスーパーバイク選手権にホンダから参戦している。
シューマッハーは、2008年WSBKのシーズンの終盤に、テン・ケイト・ホンダ、ドゥカティ・ゼロックス、およびヤマハのテストに参加しており、ワイルドカード枠での選手権参戦のウワサが飛び交っているが、それを否定した。
だが、ホンダ・ヨーロッパ代表、カルロ・フィオラニは、シューマッハーさえその気であれば歓迎すると語っており、彼が再び世界の舞台へ立つのではというウワサに油を注いでいる。
しかし、シューマッハーは世界スーパーバイクに関して、観戦以上の興味は持っていないと主張、ウワサを否定した。
「いや、興味は持っていない」シューマッハーはWSBKへの参戦の可能性を問われ、そうガゼッタ・デロ・スポルトに答えている。
「観には行くかもしれないけど、レースには出ないよ」
また、レース・オブ・チャンピオンズのネイションズカップでドイツチームを優勝に導いたシューマッハーは、RoCのようなイベントで（あるいはバイクで）、いずれはMotoGPチャンピオン、バレンティーノ・ロッシと戦いたいと語った。
「楽しいよ。スタジアムに設置されたトラックでレースをするのは好きだ。いろいろなカテゴリーから集まった多くのドライバーとのチャレンジは楽しい。その場で、彼（バレンティーノ）と戦えるのであれば、それは大いに楽しみだ。彼は4輪でも速いけど、僕の方が彼に合わせてバイクに乗ってもいいね」
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