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“危険な”予選フォーマット、バーレーンから変更へ

2008年4月1日

 マレーシアGPでの出来事を受けて、F1の予選フォーマットが変更されることになりそうだ。FIAが明らかにしたところによると、新しいシステムは今週末のバーレーンGPから導入されるという。

 ルイス・ハミルトンとヘイキ・コバライネンは、セパンでのQ3終了間際にBMWザウバーのニック・ハイドフェルドを“妨害した”と判定され、5グリッド降格のペナルティを受けた。最後のフライングラップに入っていたハイドフェルドの前で、すでにそれぞれの予選ランを終えていたこの2台が極端に速度を落として、ライン上を占拠していたからだ。
 今季から予選ルールが変更され、予選の第3セッションに参加するトップ10ドライバーは、予選終了から翌日のレースのスタートまで給油を許されないことになった。しかし、このフォーマットが採用された結果、フライングラップを終えたドライバーたちに燃料を節約するため極端にペースを落としてピットに戻るようになり、安全性の面から問題視されていた。まだ全開で予選アタックを行っているドライバーと、その何分の一かの速度でピットに戻るドライバーがコース上で交錯することになるからだ。


 今回、フォーマットの変更を明言したFIAのスポークスマンによると、この新ルールはサクヒールで行われる2008年シーズン第3戦から施行されることになるという。
「私たちはチームとドライバーに対して、今後フライングラップを終えてピットに戻って来る車両は、決められた一定のタイム以内で走行することを求められると説明するつもりだ」と、ロイター通信社はFIAスポークスマンの談話として伝えた。
「基準は通常のラップタイムの約120%になるだろう。これは燃料を節約するためにドライバーが極端な低速でグリッドへ向かう(フォーメーションラップの前に)のを防ぐルールと同様の規定を、予選にも適用することを意味する」

 セパンでの出来事の後、チームとドライバーからは何らかの措置が求められていた。ダブルワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソは「速度差が大きすぎて、ちょっと危険な」状況が存在していたと述べたほか、BMWのマリオ・タイセンも「あまりにも速度差が大きい。これは早急に解決されなければならない問題だ」と発言していた。




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