F1速報

  • 会員登録
  • ログイン

惨敗のフェラーリ「戦術に間違いはなかった」

2008年3月18日

 アルバートパークでのフェラーリの惨敗についての総括は、チームがフェリペ・マッサとキミ・ライコネンのマシンをガレージに回収したのとほぼ同時に始められた。ライコネンとマッサは、いずれもレース途中でエンジントラブルに見舞われ、2人合わせて1ポイント、それも幸運によって拾ったポイントを獲得するにとどまった。

 しかし、このレースではマシンの問題以外にも、チームスタッフの心に引っかかるいくつかの問題があった。それはピットウォールからの戦術的判断のいくつかに対して持ち上がった疑問である。

 2種類のブリヂストンタイヤのうち、フェラーリがレースのスタート時にソフトな方を選んだ理由について質問されたチームプリンシパルのステファノ・ドメニカリは、特にライコネンがグリッド後方に沈んだことが、この判断の要因のひとつになったと説明した。
「タイヤのデグラデーションの程度を見ても、あれは正しい選択だったと思う。もちろん、トラフィックの中でのオーバーテイクが難しいのは分かっているが、私たちはスタート直後に高いグリップが期待できる方を選んだ。オーバーテイクを試みるには、グリップレベルの高さが重要だからだ。あれは正しい選択だったと思う」

 また、ドメニカリは、セーフティーカーが出動した時にライコネンをピットに入れなかったチームの判断も擁護した。
「しっかり分析してみれば分かることだが、あそこでピットに入れるという判断をしても、私たちは少しもポジションを稼げなかった。逆にコースに留まらせることによって、もう数周(燃料が軽い状態で)走り続けて、前を行くドライバーを抜き、ギャップを広げられる可能性があった。私たちにとっては最悪のタイミングでセーフティーカーが出たんだ。2回目のセーフティーカーは、ライバルたちにとっては完璧なタイミングで、私たちには大きな災難になった。まあ、それは仕方のないことだがね」




レース

7/5(金) フリー走行1回目 20:30〜21:30
フリー走行2回目 24:00〜25:00
7/6(土) フリー走行3回目 19:30〜20:30
予選 23:00〜
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

レースカレンダー

2024年F1カレンダー
第12戦イギリスGP 7/7
第13戦ハンガリーGP 7/21
第14戦ベルギーGP 7/28
第15戦オランダGP 8/25
第16戦イタリアGP 9/1
  • 最新刊
  • F1速報

    Vol.6 第7戦エミリア・ロマーニャGP & 第8戦モナコGP & 第9戦カナダGP号