BMWザウバーが大手通信会社のスポンサーを獲得するとの噂が流れている。噂が本当であれば、来季のマシンのカラーリングが大きく様変わりする可能性もある。

　スイスのブリック紙の報道によると、ドイツテレコム社がこれまで行ってきた自転車レースチームへのバックアップを打ち切り、間もなくF1チームのスポンサーになるようであり、スポンサードされる最有力チームはBMWザウバーだという。
　T−モバイル社を傘下に置くドイツテレコム社は過日、一連のドーピング疑惑によって「T−モバイル」のブランド名に損害が被ることを嫌い、プロの自転車チームとのスポンサー契約を打ち切り、代わりとなるマーケットプラットフォームを探している。マクラーレンはボーダフォンと契約を結び、テレフォニカはおそらくルノーと再契約を結ぶと見られているが、このように、F1スポンサーの主流はかつてのタバコブランドから電話会社に移りつつある。ドイツテレコムもそうした時流に乗ることになれば、同じドイツをバックグラウンドとするBMWがパートナーの候補であることは間違いないだろう。

「T−モバイル」のブランドカラーはピンク。もし両者が手を組むことになれば、この色をBMWカラーの白と青にどのようにマッチさせるのかはまだ分からない。伝統のターコイズカラーを組み込まなかったペトロナスの例もある。すべては1月14日、ミュンヘンで行われるF1.08の発表会で明らかになるだろう。

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