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[TOYOTA]パナソニック・トヨタ・レーシング ティモ・グロックと契約

2007年11月19日

 トヨタモータースポーツ有限会社(TMG)は、2008年のパナソニック・トヨタ・レーシングのレースドライバーとして、ティモ・グロックと契約したことを発表した。

 2007年のGP2シリーズチャンピオンであるティモ・グロックは、パナソニック・トヨタ・レーシングと複数年契約を結んだ。チームは現在、12月4日から行われる予定のF1ヘレス合同テストに彼を参加させることについて、2007年シーズンに彼が所属した、BMWザウバーF1チームとの合意を得ようとしている段階である。

TMG会長 兼 チーム代表 山科忠
「ティモ・グロックが2008年、我々パナソニック・トヨタ・レーシングでレースドライバーとなることが決まり、大変嬉しく思っている。ティモ・グロックは、チームのさらなる進歩と、目標達成を手助けしてくれる能力を持っていると確信している。彼は様々なカテゴリーのモータースポーツで素晴らしい経験を重ねて来ており、その評価は今年、激戦のGP2シリーズを勝ち抜いたことで更に高まった。そこで我々が見たものは、F1に向けた素晴らしい準備であった。彼はGP2でファイティングスピリットと高いレース技術を証明しており、彼はまさに我々の求めるドライバーだと判断した」

ティモ・グロック
「再びF1レースドライバーになれるというのはとても素晴らしい気分であり、この新しいチャレンジを本当に楽しみにしている。私はここ数年、このチャンスを得るために懸命な努力を続けて来た。そして、私に信頼を寄せてくれたパナソニック・トヨタ・レーシングに感謝したい。サーキットにおいてこのチームを見て来て、チームと私が共に前進するために上手くやって行けるであろうと確信している。私は2004年以来F1でレースを戦ってはいないが、定期的にテストには参加しており、勘を取り戻すにはそれほど時間はかからないと思っている。私はこれまで努力を積み重ね、いくつかの選手権で幸運にもチャンピオンを獲得して来た。しかし、私の最終的な目標は常に、フルタイムで戦うF1レースドライバーであった。私はドライバーとして、そして人間的にも、この経験が私を強くしてくれると信じている。もちろん、F1へと復帰することと共に、GP2シリーズでのチャンピオン獲得というのは本当に名誉であり、既に、同じGP2チャンピオンを獲得したニコ・ロズベルグやルイス・ハミルトンが活躍しているのは大きな励みである。私も来シーズン、彼らと同様に強い印象を示せるようにしたい。F1への復帰が果たせた今、次の目標は、私自身と、パナソニック・トヨタ・レーシングにとって2008年を成功したシーズンとすることだ」


 ティモ・グロックはドイツ出身の25歳。彼は、このチームと同様に、比較的若いものの、15歳でカートを始めてモータースポーツの世界に第一歩を踏み出して以来、様々なカテゴリーで豊富な経験を積んで来た。

 2年間カートレースを戦った後、フォーミュラレースへとステップアップし、ADACフォーミュラBMWやF3を経て、素晴らしい勢いでF1へと到達した。22歳の時、2004年のF1カナダGPでジョーダンチームから急遽F1レースデビューを果たした。このデビューレースで彼は7位入賞を果たし、F1GPでのポイント獲得ドライバーの仲間入りをした。

 その後、シーズン終盤3戦をF1で戦い、翌2005年は戦いの舞台を北米大陸へと移した。初めて参戦したチャンプカー・シリーズでも能力を発揮し、偶然にもF1と同じカナダ・モントリオールで2位フィニッシュを果たすなどの活躍を見せ、この年のルーキーオブザイヤーを獲得した。

 しかしながら、F1の魅力はあまりにも大きく、ティモ・グロックは自分の力を証明するためにヨーロッパへ戻り、GP2シリーズへと参戦。そして、今年、彼は厳しい選手権争いを勝ち抜いてチャンピオンを獲得した為、このGP2への挑戦は賢明であったといえるだろう。そして、彼は、過去のGP2シリーズチャンピオンであるF1レースドライバー、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンに続くこととなった。




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