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マレーシアGPはアロンソの完全勝利! 2位にはハミルトンが続きマクラーレンがワンツー

2007年4月8日

 F1第2戦マレーシアGPはセパンF1サーキットで56周の決勝レースを行ない、マクラーレンのフェルナンド・アロンソが今季初優勝を挙げた。2位にはルイス・ハミルトンが続きマクラーレンがワンツー。3位はキミ・ライコネン(フェラーリ)が入った。

 レースウィークに入ってから灼熱の暑さが続いているセパンの天候は晴れ、気温34度、路面温度56度、湿度58%というコンディションでマレーシアGPの決勝が午後3時(現地時間)からスタート。予選前ギヤボックスにトラブルが見つかったためTカーで予選に臨んだバリチェロ(予選19番手)は、エンジン交換のペナルティとして10グリッド降格となった。そのためレースはグリッド最後尾からのスタートとなったが、チームは決勝でバリチェロをレースカーに乗せることを決め、バリチェロはピットからスタートすることとなった。

 各車一斉に1コーナーに飛び込む中、2番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソが好スタートを切り、マッサをかわしてトップに浮上することに成功。4番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトンもキミ・ライコネンとフェリペ・マッサの2台抜きを果たし、見事2番手にまでポジションアップ。しかしその後方ではエイドリアン・スーティルが4コーナでコースアウトを演じ、早くもリタイアとなった。
 オープニングラップを終えてトップ10はアロンソ、ハミルトン、マッサ、ライコネン、ニック・ハイドフェルド、ロバート・クビカ、ニコ・ロズベルグ、ジャンカルロ・フィジケラ、ヤルノ・トゥルーリ、ヘイキ・コバライネンという順位となった。


 レース序盤はアロンソが、ファステストラップをマークする走りで2番手以下との差を徐々に拡げていく一方、その後方では早くもハミルトンとマッサの熾烈な2位争いが繰り広げられ、サイド・バイ・サイドの戦いが続いた。しかし6周目に入りマッサが痛恨のミス! 4コーナーでタイヤをロックさせコースオフしてしまう。これによりマッサは5位にポジションダウンしてしまった。その間もアロンソはファステストラップを連発し、14周目には2番手を走るハミルトンとの差を13.4秒にまで拡げる走りを見せていった。
 17周目に入るとマッサが上位陣の中で最初に1回目のピットイン。他の上位陣では18周目にアロンソ、ライコネン、トゥルーリ、19周目にロズベルグ、その翌周にハミルトン、22周目にウェーバー、23周目にハイドフェルドとコバライネン、24周目にフィジケラが1回目のピットインを行なっている。

 レースの半分を終えた28周目のトップ10はアロンソ、ハミルトン、ライコネン、ハイドフェルド、マッサ、ロズベルグ、フィジケラ、トゥルーリ、コバライネン、ブルツという順位。トップを走るアロンソと2番手ハミルトンとの差は8.7秒、3番手ライコネンとの差は20.7秒となりアロンソが圧倒的な速さを見せてレースは進んでいった。

 レース終盤に入ってもアロンソの独走状態は変わらず、37周目にはハミルトンとの差を約10秒、3番手ライコネンとの差を約21秒にまでにしていった。40周目になりアロンソは2回目のピットインを行なうと、今季初勝利に向けて再びコースへ。その後もアロンソは危なげない走りを見せ、トップでチェッカー。通算16回目、マクラーレン移籍後初勝利を挙げた。2位にはハミルトンが入り、2005年ブラジルGP以来となるマクラーレンのワンツーフィニッシュとなった。以下3位ライコネン、4位ハイドフェルド、5位マッサ、6位フィジケラ、7位トゥルーリ、8位コバライネン、9位ブルツ、10位ウェーバーというトップ10だった。

 また14番グリッドからスタートした、スーパーアグリの佐藤琢磨は13位でフィニッシュ。デイビッドソンも16位でチェッカーを受け、2戦連続2台完走を果たしている。




レース

7/5(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/6(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/7(日) 決勝 23:00〜


ドライバーズランキング

※オーストリアGP終了時点
1位マックス・フェルスタッペン237
2位ランド・ノリス156
3位シャルル・ルクレール150
4位カルロス・サインツ135
5位セルジオ・ペレス118
6位オスカー・ピアストリ112
7位ジョージ・ラッセル111
8位ルイス・ハミルトン85
9位フェルナンド・アロンソ41
10位角田裕毅19

チームランキング

※オーストリアGP終了時点
1位オラクル・レッドブル・レーシング355
2位スクーデリア・フェラーリ291
3位マクラーレン・フォーミュラ1チーム268
4位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム196
5位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム58
6位ビザ・キャッシュアップRB F1チーム30
7位マネーグラム・ハースF1チーム19
8位BWTアルピーヌF1チーム9
9位ウイリアムズ・レーシング2
10位ステークF1チーム・キック・ザウバー0

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