マクラーレン・メルセデスのフェルナンド・アロンソは、今週末に行われる2007年FIA F1世界選手権の第2戦マレーシアGPを前にして、レースが待ちきれないと語っている。
3年連続のドライバーズタイトル獲得に向け、先月のオーストラリア戦で上々の滑り出しを見せたアロンソは、勝利こそ手にできなかったものの、そのレースで勝利を飾ったフェラーリのキミ・ライコネンに遅れること7.2秒差で2位に入り、セカンドベストの結果を得ることができた。
彼は、先週のテストで行った取り組みの成果を見たいと切望しており、また、これまでマレーシアでは2005年に勝利を飾り、2003年には初のポールポジションを獲得するなど好結果を出しているため、今年もこれまでと同様の素晴らしい結果を出したいと考えている。
「オーストラリアでは手堅いスタートを切ることができた。僕らはフェラーリほど速くはないということはわかっていたから、それを考えればこの結果はいいものだと言える」とアロンソ。
「僕らは開発プログラムを進めており、シーズン序盤にポイント獲得を逃さないこと、そして表彰台に上ることが重要だ」
「セパンのコースはかなりテクニカルだ。あらゆるエリアにおいて、マシンの力が十二分に必要とされる。重要となるコーナーはすべて高速コーナーだから、完璧なカーバランスが必要とされるし、空力面にも注意しなければならない。オーストラリアGP以降、チームのスタッフたちは前とのギャップを縮めようと、本当にハードワークに徹しているんだ」
「これまで、僕はセパンではうまくやってきた。2005年には優勝しているし、去年も2位でフィニッシュできた。だからこのトラックに関する思い出はいいものばかりさ。今年もいい結果が得られるよう、懸命にトライするよ!ここでのレースは、いつでもタフなものとなる。肉体的にはもちろん、チームにとってもクルマにとってもそうだけど、僕らはそれに備えている。メルボルンのあと、次のレースまでの空白期間が長く感じるけど、僕らは早くレースに戻りたいんだ」